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【安倍友ボブスレー】外務省も下町ボブスレーをジャマイカに宣伝!外務省参事官が連盟の会長に営業


下町ボブスレーを外務省も積極的に宣伝していたことが分かりました。

外務省の公式ホームページによると、2015年12月に在ジャマイカ日本国大使館小山裕基参事官が、ジャマイカボブスレー連盟の会長に下町ボブスレーの宣伝をしていたとのことです。
この外交官の活動によってジャマイカボブスレー連盟は日本製ボブスレーの採用に非常に前向きな姿勢を示し、ジャマイカチームにも影響を与えることになります。

外務省のホームページには「日々の信頼関係構築の賜(たまもの)です。先方が好意的な反応を示したことから、在ジャマイカ日本国大使館は日本側の希望とジャマイカ側の関心をマッチさせるべく全身全霊を捧げることとなりました」などと書いてあり、かなりの意気込みが伝わってくるところです。

下町ボブスレーについては安倍政権との深い関係が指摘されており、行政から補助金を受け取っていたことも問題視されています。細貝社長が安倍首相と個人的な交流をしていたことから、安倍首相が優遇するために口利きをした可能性もあると言えるでしょう。

↓ストークス会長(中央)、細貝下町ボブスレー合同会社代表(右から3番目)、小山在ジャマイカ日本国大使館参事官(右から2番目)(7月4日 ジャマイカ・スパニッシュタウン・GCフォスター大学)

外務省 第2章 地球儀を俯瞰する外交http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/2017/html/chapter2_03_02.html


下町ボブスレー~ジャマイカで結実した日本の職人魂と外交魂~
「『世界最速のマシンをつくりたい』30社を超える町工場が、これまで培ってきた、ものづくりの力を結集して、(中略)世界に挑んでいます。」

これは、2013年2月の第183回国会における安倍総理大臣施政方針演説の一節です。東京都大田区には細貝淳一さんを筆頭に、ボブスレーにより世界一を目指して邁進(まいしん)する職人達がいます。

ボブスレー競技は、日本ではまだマイナースポーツで、競技力も高いとは言えませんが、欧州では人気スポーツの1つで、ソリの開発にフェラーリやBMW、マクラーレン等の名だたる大企業が携わっています。その中で、初のMade in Japanのソリの開発を始めたのが大田区の「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」です。

このプロジェクトは2011年に開始され、翌年に第1号機を完成させ、2013年3月には、日本産ボブスレーが国際大会にデビューを果たしました。同年6月に下町ボブスレー合同会社を設立し、Japanブランド育成支援事業にも認定されるなど、常に進歩を続けてきました。

しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。2013年11月には、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟から翌年のソチ冬季五輪における下町ボブスレー不採用の通告と27件もの改良要望が出されました。その後も、指摘された改良要望に応えるべく努力を重ねてきましたが、2015年11月には、平昌(ピョンチャン)冬季五輪においても日本連盟からの不採用を告げられました。大田区の職人達にとって、その衝撃は計り知れないものでした。一方、その中で海外展開を示唆され、外国への売り込みに舵(かじ)を切ることとなりました。その打診先の1つが映画「クール・ランニング」で有名なジャマイカでした。

職人達の熱い雄志は日本の外交官にも受け継がれました。2015年12月、在ジャマイカ日本国大使館小山裕基参事官は、ジャマイカボブスレー連盟の会長が海外出張する前日の午後に家族とカフェで休んでいるところに飛び入り参加し、ボブスレーの話を切り出しました。先方はとても快く応じ、日本製のボブスレーの採用に非常に前向きな姿勢を示しました。このようなことができるのも、日々の信頼関係構築の賜(たまもの)です。先方が好意的な反応を示したことから、在ジャマイカ日本国大使館は日本側の希望とジャマイカ側の関心をマッチさせるべく全身全霊を捧げることとなりました。

職人と外交官の熱意が実り、2016年1月についにジャマイカチームが下町ボブスレーの採用を決定しました。世界一を目指す大和魂を乗せたソリは2018年の平昌冬季五輪を照準に定め今日も前進を続けています。

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