アメリカのトランプ大統領が海外から輸入される鉄鋼製品に25%の関税を課す輸入制限措置を発動すると表明した問題で、新たなコメントが世界の市場を揺るがしています。
3月2日にトランプ大統領はツイッターを通して「アメリカは、事実上すべての国々との貿易で何十億ドルもの損失を出している。そういうときは貿易戦争だってかまわない。勝つのは簡単だ」と述べ、アメリカの貿易赤字が続く限りは貿易戦争だろうがなんでもやると宣言。
改めて輸入制限を発動すると表明し、同時にアメリカ以外の国がどうなっても構わないとコメントしました。
この発言を受けて金融市場は売りが売りを呼ぶ展開となっており、先月の株価暴落のような相場になっています。下落幅は先月より小さいですが、トランプ大統領の行動次第では暴落が連日のように続く流れになりそうです。
「貿易戦争もかまわない」トランプ大統領 ツイッターで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180302/k10011349871000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005
アメリカのトランプ大統領は、海外から輸入される鉄鋼製品に25%の高い関税を課す輸入制限措置の発動を来週にも正式に決める意向を明らかにしたことについて、2日朝(日本時間2日午後8時前)、ツイッターでつぶやきました。
ダウ平均株価
https://nikkei225jp.com/nasdaq/
We must protect our country and our workers. Our steel industry is in bad shape. IF YOU DON’T HAVE STEEL, YOU DON’T HAVE A COUNTRY!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月2日
When a country (USA) is losing many billions of dollars on trade with virtually every country it does business with, trade wars are good, and easy to win. Example, when we are down $100 billion with a certain country and they get cute, don’t trade anymore-we win big. It’s easy!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月2日
トランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムに追加の関税を課す異例の輸入制限措置を発動すると発表し、ニューヨーク株式相場は大幅に下落しました。アメリカでは「中国との貿易戦争」と伝えるメディアもあります。https://t.co/knRBbuM8YD
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年3月1日
米トランプ大統領は、中国の過剰生産によって安く輸入されている鉄鋼製品に25%の高い関税を課す輸入制限措置の発動を来週にも正式に決める意向を表明。主な標的は中国だが、国内外で反発が広がっていて、トランプ大統領の最終的な判断に注目。https://t.co/sgdOosJBgu
— NHKアメリカ・トランプ政権 (@nhk_US_Election) 2018年3月2日
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