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電子タバコにも明確な発がん性!蒸気の吸引で尿から発がん物質 五種類を検出


電子タバコと通常の紙巻タバコの発がん性には差があると言われていますが、実際にはあまり大きな差は無いみたいです。

3月5日にカリフォルニア大学の研究チームが米小児学会誌に「電子たばこの蒸気を吸った16歳の子どもの尿から、5種類の発がん物質が見つかった」というような調査報告を発表しました。

この調査報告によると、電子たばこを吸った子供の尿からベンゼンやエチレンオキシド、アクリロニトリル、アクロレイン、アクリルアミドなどの発がん物質が通常よりもかなり多い水準で検出されたとのことです。

また、ジョージワシントン大学などの研究チームが発表した調査では、毎日電子たばこを使用すると、心臓発作のリスクが2倍になると報告されています。

そもそも、電子タバコとはタバコを電気で発熱させているだけ、使用成分が劇的に変わっているわけではありません。火を使わない事からタールの量が少ないというメリットはありますが、水蒸気に溶けやすいニコチンの量が増えるとも言われています。
研究機関の調査報告を見ても「体に良い」という情報はほぼ無く、電子タバコも普通のタバコと同じ様に注意したほうが良いです。

 

電子たばこの蒸気を吸引、尿から5種類の発がん物質 米研究
https://www.cnn.co.jp/fringe/35115703.html

(CNN) 脱ニコチン依存の目的で電子たばこに切り替える愛煙家が増えている。だが電子たばこの蒸気は害が少ないとされるものの、長期間使い続けた場合の有害性についてはまだ論議が交わされている段階だ。

5日の米小児学会誌には、電子たばこの蒸気を吸った16歳の子どもの尿から、5種類の発がん物質が見つかったという症例報告が発表された。別の調査では、電子たばこは10代の子どもが喫煙を始めるきっかけになりかねないとも指摘されている。

 

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