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ちびまる子の文科省ポスターに激怒した自民・赤池議員 「友達に国境は無いは嘘」

文科省とタイアップした「ちびまる子ちゃん」のポスターについて、再び自民党の赤池議員が抗議のコメントをしました。

赤池議員は公式ブログで、ちびまる子ちゃんのポスターに書いてあった「友達に国境はない」という言葉は間違っているとして、「教育行政を司る文部科学省として、子供向けとはいえ、『国境はない』という嘘を教え、誤認をさせてはいけない」とコメント。

批判の声に対しても、「たかがキャッチフレーズ。されどキャッチフレーズ。一事が万事で、言葉に思想が表出するものです。国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます」などと述べ、キャッチフレーズでも国家という概念を固めるために是正するべきだと発言していました。

赤池議員は文科省に対して、前川前事務次官の授業内容を報告するように求めた議員で、今回の騒動をキッカケにして国民から批判の声が殺到しています。

 

AERA dot. からの取材 映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』ついて
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12362632221.html

話をもとにもどします。AERA dot.からの質問と私どもの回答は以下の通りです。

【質問1】文科省のホームページでは、映画について「日本の小学校が海外から来た小学校と交流友情を深める姿が描かれて」ていると説明をしていて、「友達に国境はな~い!」のキャッチフレーズもその内容に沿ったものです。ブログでは「国家意識がない」との事で問題視したとのことですが、具体的に何が、どのように問題だとお考えになったのでしょうか。

【回答1】「友達に国境はな~い!」のキャッチフレーズは、いくつか出てきた候補の中から、文部科学省が省の責任でもって選択したことを、当時担当者から直接確認しました。

私が思ったのは、教育行政を司る文部科学省として、子供向けとはいえ、「国境はない」という嘘を教え、誤認をさせてはいけないということです。国境は歴然としてあります。国家があってこそ、私達の平和で安全な暮らしが守られています。国家が発行するパスポートがなければ、出国もできませんし、他国へ入国することもできません。

教育基本法には「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」とあります。国家・国境があった上で、他国を尊重して、国際社会の中で生きていくことが教育目標に掲げられています。

今回のことは、ブログでも書きましたが、「たかがキャッチフレーズ。されどキャッチフレーズ。一事が万事で、言葉に思想が表出するものです。国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます」に尽きると思っています。

【質問2】今でもこのキャッチフレーズは問題だとお考えでしょうか。

【回答2】問題だと思っています。私なら「国境があっても、友達でいよう」と名付けたいところです。それが事実であり、教育基本法の理念にそっていると考えるからです。

【質問3】ブログでは、文科省に「猛省を促した」とあります。今後も同様のケースがあった場合、同じ対応をしますか。

【回答3】国民に選ばれた立法府の一員として、行政府に対して、事実確認を行い、問題提起をすることは当然の仕事だと思っています。ただ、それを受けて、行政府がどうするかは行政府の判断となります。

ちなみに、今回の件では、文科省の国家・国境に関する意識に対して「猛省を促しました」が、私の意見は意見として承るということでした。キャッチフレーズについても、私の意見は聞き入れられず、変更されなかったことは、ポスターを見ていただければわかる通りです。

以上が、取材に対する回答です。

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