記録的な大雨の影響でツイッターやフェイスブックなどのSNSには地元住民からの救助要請が相次いでいます。実際に書き込まれた救助要請を見てみると、住所や位置情報が掲載が無くて、「助けてください」というような要請だけが書いてあるパターンが複数ありました。
救助要請をネット上に投稿する際には、住所や位置情報、被害報告をシッカリと書いておく必要があります。ツイッターだと文字数が限られているので、簡潔に分かりやすく状況報告を書くと良いでしょう。
*具体的な例
今日の朝から家の一階部分が浸水して、二階にも迫っています!家族4人が取り残されて、1人は70歳の老人です。
場所 東京都中央区1-2-3 #救助 #救助要請
上記の例文のように、取り残されている人数と現在地の状況、住所、最後にハッシュタグ(#)で「#救助」と「#救助要請」を入れておくと効果的です。
また、周囲の様子を撮影した写真もあると状況が伝わりやすくなるので、写真とセットでツイートすると良いと言えます。他にもツイッターだと位置情報をオンにすることで、ツイートした場所を自動的に教えてくれるシステムもあるため、住所が分からない時は位置情報を使ってみてください。
ただし、SNSを通した救助要請は電話が繋がらないような非常事態の最後の手段であり、まずはお近くの消防(119番)などに連絡をして確認するのが良いです。救助された後はツイートの削除や報告も忘れずにお願い致します。
◎日時を書く
◎具体的に状況を記載
◎救助対象の人数や状態など
◎住所がわからないなら位置情報で
◎写真があれば尚良い
◎ #救助 のハッシュタグ
◎救助後はツイート削除と報告を
救助要請ツイートの例です!
項目が欠けている方を時々見るのでRTで拡散お願いします。#救助 #救助要請 #拡散希望RTお願い致します pic.twitter.com/G8DVgQJs6n— 椿姫@固ツイ拡散頼む! (@tinotino1204mtk) 2018年7月7日
屋内からの救助要請のツイートが増えています。無理な避難はせず、できるだけ高い場所にいて、目立つタオルなどを軒につったり振ったりすることも有効です。水に濡れた後の体温の低下には十分注意してください。
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年7月6日
こちらのアカウントに救助要請をツイートしている方々にお知らせします。
市役所から自衛隊に派遣要請をしており、順次救助活動に入りますので、もうしばらく、なるべく安全な場所で待機してください。— 倉敷市 (@Kurashiki_City) 2018年7月6日
こちらのアカウントに救助要請をツイートしている方々にお知らせします。
随時消防局へお伝えしていますが、極力119番していただきますようお願いします。— 倉敷市 (@Kurashiki_City) 2018年7月7日
岡山県倉敷市消防総務課: 0864261191
ツイートで回しても、消防には届きません。
また、町内までは把握できても、番地はほぼ役に立たないようです。
・要救助者情報(年齢、容体、持病等)
・連絡した人の連絡先(TEL)(要救助者との関係)
ご一緒にいらっしゃる方が通報を#倉敷市 #救助— 呉屋@ C94 土 東 ト-21b (@cle_2) 2018年7月7日
倉敷市消防本部司令直通電話です。
119番が繋がらない場合はこちらへ‼️
086-421-1244又は
086-426-1193https://t.co/fsdOgne9gO pic.twitter.com/wkTp5kvS2G
— 救助要請ツイートをRT願います‼️ (@er34aopyonn) 2018年7月7日
#倉敷市 #真備町 みんな住所を書いて #救助要請 ツイートを出してるけど、道路が水没して、救助隊はどこがどこか分からないのだそうだ、声を出してもそう遠くまでは届かない。みんな #白いシーツ を屋根や窓にかけて #救助 もとめるべし。 https://t.co/vYw7CBNRqB
— Pray4World Peace 💐 (@Shape_Of_Future) 2018年7月7日
救助要請のツイートを多くの人が拡散すると、救助後にもそのツイートが拡散され続け、救助する方々の情報収集に混乱をきたすと、東大震災後の教訓となったようです。救助要請の方は#救助要請等をつけ、住所もツイート。救助後は、出来ればツイートを削除すると混乱が軽減。
— もみのかか (@CEFIMOMI) 2018年7月7日
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