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自民党が船田議員を戒告処分に!議員定数増の改正案で棄権 自民「党の方針に反した」

国会議員の定数を6増やす改正公職選挙法の採決で棄権したとして、自民党は船田元・議員を戒告の処分にすると発表しました。

処分対象となったのは自民党の船田元衆議院議員総会長で、改正案の採決直前に船田氏は「理由の如何を問わず、定数増は国民に理解されない」として反対を表明。自民党や公明党が賛成している中で票を入れませんでした。
これに対して二階幹事長は「党の方針に反した」とコメントし、船田氏の行動を厳しく批判しています。

ただ、今回の定数増を巡っては与党側だった日本維新の会などからも不満の声が相次ぎ、世論調査でも反対が多数の状況でした。反対を示唆しながら賛成票を投じた小泉進次郎氏には批判が殺到しており、今回の改正公職選挙法を巡っては与党側の意見も割れているところです。

 

この度の参議院選挙制度改革についてのコメント
https://www.facebook.com/notes/%

船田 元·2018年7月18日水曜日
この度の参議院議員選挙制度改正で定数を6増やす措置について、今日まで熟慮して参りましたが、これに賛成することは難しく、私は同改正法案の衆議院本会議採決を、やむなく棄権することとしました。
 その第一の理由は、選挙制度は全ての政党や候補者にとって共通の土俵作りですから、その改正にはできるだけ多くの政党の賛同が望ましいのです。しかし今回の改正では多くの政党が反対する中での採決であり、また他の政党が提案した対案についての議論がほとんどないままの採決であり、拙速のそしりを免れません。

 第二に、これまでの衆参の選挙制度改革においては、一貫して定数を削減する方向で行ってきており、消費税率引き上げや国債増発などの際には、国会自らが「身を切る改革」を前提に国民に理解を求めてきた経緯があります。理由の如何を問わず定数増は国民に理解されるものではありません。

 合区により県を代表する参議院議員が選出されないことで、地域振興の遅れや政治離れを起こすことを阻止したいとの訴えは、痛いほどよく理解出来ます。だからこそ、憲法改正の一項目に合区解消を盛り込みました。しかし残念ながら憲法改正の議論が国会においてほとんど進まず、来年の参院選には間に合いません。申し訳ないことだと反省しています。
 しかしながら例え緊急避難であろうとも、定数増や拙速な手続きは避けるべきです。今後は憲法改正や他の抜本的手段により、参議院選挙制度のあるべき姿を取り戻す努力がされることを切望します。

自民 船田氏を戒告処分 参院定数改正案の採決に「棄権」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180719/k10011540301000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

参議院選挙の1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした改正公職選挙法の衆議院本会議での採決を棄権した自民党の船田元衆議院議員総会長について、二階幹事長は「党の方針に反した」として、戒告の処分にしました。

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