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築地市場から豊洲市場への移転作業が開始!11日に開場へ 汚染警戒で別の市場移動も


東京の築地市場が豊洲市場への引越し作業を本格的にスタートさせています。豊洲市場は今月11日にオープンとなる予定で、それまでに築地市場の業者は豊洲市場に移動を完了する予定です。

NHKの報道だと引越し作業では、2トントラック換算でおよそ5300台分の荷物などが運ばれると見られています。それだけに豊洲市場への移転作業は時間的にギリギリだと言え、関連業者は急ぎ足で引越し作業を行っているところです。

築地市場は83年間も続いていた市場だけに、今回の移転には地元住民からも残念がる声が相次いでいます。業者によっては豊洲市場の汚染問題を懸念して移転を見送って、別の市場に移動する例もあり、かつての築地市場に匹敵するような活気が豊洲市場に来るかは怪しいと言えるでしょう。

 

築地市場から豊洲市場へ 大規模な引っ越し始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181007/k10011662141000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

東京 築地市場が今月11日に豊洲市場に移転するのを前に、市場を利用する業者たちが7日朝から新たな市場に小型の運搬車やフォークリフトなどを運ぶ大規模な引っ越しを行っています。

名店が次々閉店…市場移転に和洋中の料理人から悲鳴続出
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12136-098960/

 笹塚の老舗練り物「愛川屋」も既に店を閉めました。大手と違って冷凍すり身を使わず、毎朝新鮮な魚を築地で仕入れ、すり身から作るこだわり。近所だけでなく遠方から買いに来る大勢のファンがいました。店主の周東俊明さんは「なぜ汚染物質が大量に出てきた土地で食料品を扱うの? 理解できないよ」と怒り、悲しそうな顔が今も忘れられません。

 開場まで様子見の店主も多いとも聞きますが、思いの外、多くの名店の相次ぐ廃業が年末までに表面化するかもしれない。東京の食文化が崩れていく事態を本当に放置していいのでしょうか。 (つづく)

(森山高至/建築エコノミスト)

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