2018年1月1日に安倍晋三首相が年頭の所感で、少子高齢化対策や外交政策に力を入れると強調しました。
安倍首相は年頭所感で「6年が経ち、経済は成長し、若者たちの就職率は過去最高水準です。この春の中小企業の皆さんの賃上げ率は20年間で最高となりました。生産農業所得はこの19年間で最も高くなっています」と述べ、安倍政権で景気回復が出来たと強調。
続けて今年は少子高齢化対策に力を入れるとして、「本年は、最大の課題である、少子高齢化の壁に本腰を入れて立ち向かいます。この秋から幼児教育無償化をスタートさせます。未来を担う子どもたちに大胆に投資し、子どもから現役世代、お年寄りまで、全ての世代が安心できるよう、社会保障制度を、全世代型へと大きく転換してまいります」などと発言しました。
そして、今年は米朝首脳会談や日露平和条約交渉、日中交流などで戦後日本外交の総決算を進めるとしています。
安倍内閣総理大臣 平成31年 年頭所感
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2019/0101nentou.html
5月には、皇位継承が行われ、歴史の大きな転換点を迎えます。平成の、その先の時代に向かって「日本の明日を切り拓く」一年とする。その先頭に立つ決意です。
国民の皆様から大きな信任を頂き、内政、外交に邁進し、ようやくここまで来ることができました。少子高齢化、地方創生、戦後日本外交の総決算、課せられた使命の大きさを前に、ただただ、身が引き締まる思いです。
継続を力とし、これまでの積み重ねを、そして、国民の皆様からの信任を大きな力として、残された任期、全身全霊で挑戦していく覚悟です。
私たちの子や孫たちに、希望に溢れ、誇りある日本を、引き渡していく。そのために、私の情熱の全てを、傾けていくことをお誓いいたします。
おわりに、本年が、皆様一人ひとりにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
平成三十一年一月一日
内閣総理大臣 安倍 晋三
あけましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして、そして日本国にとりまして、素晴らしい年になりますことを心からお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/BluKuGYTvb— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2019年1月1日
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2018年12月30日
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