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海外勢の日本株、売越額が約5兆6300億円に!31年ぶりの規模 ノルウェー年金基金も日本売りへ 日銀の買い注文を相殺


外国人投資家の売り注文が激増しています。

4月4日に東京証券取引所が発表した投資部門別売買動向によると、2018年度の海外勢の売越額は約5兆6300億円となり、1987年度以来の高水準を記録したとのことです。売り越しは2年連続で、日銀が投入した5兆6500億円の買い注文をほぼ相殺。
外国人投資家たちは世界経済の減速やGDPの伸び率の悪さから「日本経済の先行きは厳しい」と判断し、2年ほど前から急激に売り注文を増やしていました。

また、ノルウェーの政府系ファンド (SWF)や政府年金基金グローバル(運用資産額約1兆ドル=約111兆4000億円)が債券指数の構成通貨を従来の23から大幅に減らすと発表しています。削減対象には日本も含まれている事から、基金による円建て債の保有に影響が出ることになりそうです。

他にも秋の消費増税で景気後退が予想されているため、日本株の買いを控える外国人投資家が増加しています。今年も株価や景気は悪い方向に動きそうで、日銀の買い支えが何処まで続くのか注目だと言えるでしょう。

 

海外勢、日本株31年ぶり売越額に 18年度  日銀が同額相殺、売り買い拮抗
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43334720U9A400C1EA2000/

海外投資家が日本株の売りを膨らませている。2018年度の売越額は約5兆6300億円と、31年ぶり高水準となった。米中貿易戦争などを背景に世界経済の先行きに慎重姿勢を強めたためだ。ただ日銀がほぼ同額(約5兆6500億円)の買いで相殺し、売り買いが拮抗。海外勢の売りを日銀が一手に受け止めるいびつな構図が鮮明になっている。

ノルウェー年金基金、円や新興国通貨で5日決定公表-債券指数見直し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-04/PPF4RJ6KLVR401?srnd=cojp-v2

政府年金基金グローバルは、ポートフォリオ全体に占める株式保有の割合を従来の60%から70%に増やすことが認められた後、債券指数の構成通貨を従来の23から減らし、ドルとユーロ、英ポンドの3通貨に限定するよう2017年に財務省に提案した。この案が採用されれば、基金による円建て債と新興国市場債の保有に影響する。


●以下、ネットの反応


●管理人コメント
日銀の買い支えは事実上の市場介入であり、ここまで規模が大きいと半ば国営状態になる会社も出て来そうです。海外勢が日本株の買い注文を増やすとは思えないし、今年も昨年と同じ流れになる可能性が高いと予想されます。
日銀の買い注文も無限ではないわけで、将来的に凄まじい大問題を引き起こすかもしれないです・・・・。

 

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