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ハンセン病の首相判断、選挙目的を与党は否定!日本会議の衛藤氏が提言?患者の家族ら「総理は一人ひとりに謝罪を」


ハンセン病訴訟で熊本地方裁判所の判決を政府が受け入れると表明した件で、日本会議系の衛藤晟一首相補佐官が安倍晋三首相に提言していたことが分かりました。

この情報を報道したのは毎日新聞で、記事には「国の責任を認めた熊本地裁判決から3日後の今月1日、衛藤晟一首相補佐官が首相官邸で安倍首相に訴えた」などと書いてありました。
また、後藤氏は安倍首相に対し、「今回の判決は国と元患者家族の痛み分けです。向こうの主張が全部認められたわけではなく、政府にとっても悪くない」と提言し、安倍首相もこれを受け入れて9日に記者会見を行ったと報じられています。

発表した時期から選挙対策との指摘もありますが、それを含めて補佐官らが安倍首相に提言した可能性が高いです。

一方で、被害者家族などからは安倍首相に謝罪を求める意見もあり、熊本地方裁判所の判決だけでは終わらないとしています。ハンセン病では国が率先して差別行為や隔離政策を推奨していましたが、国は曖昧な謝罪で被害者の家族らに頭を下げたことは無いです。
そのため、被害者の家族たちから総理大臣に謝罪を求める意見が多く、ハンセン病の問題はまだ終わったわけではないと言えるでしょう。

 

ハンセン病 控訴せず 異例判断、首相機逃さず 「参院選念頭」与党否定
https://mainichi.jp/articles/20190710/ddm/003/040/171000c

国の責任を認めた熊本地裁判決から3日後の今月1日、衛藤晟一首相補佐官が首相官邸で安倍首相に訴えた。「今回の判決は国と元患者家族の痛み分けです。向こうの主張が全部認められたわけではなく、政府にとっても悪くない」
衛藤氏は保守系団体「日本会議」の国会議員懇談会幹部を務め、首相の信頼が厚い。一方で、障害者団体への…

「総理は一人ひとりに謝罪を」 苦しんだハンセン病家族
https://www.asahi.com/articles/ASM794K0LM79UTIL022.html

報告会では、ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男さん(63)が昨年、訴えを届けたいと願って作詞・作曲した「思いよ とどけ!」をみんなで歌う場面も。拍手が鳴り響き、涙を流す人もいた。
「総理大臣と会って、私たちがどんな苦労をしてきたか話したい」。原告の原田信子さん(75)=岡山市=はその後の会見で、こう訴えた。

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