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【朗報】iPS細胞で世界初の角膜移植手術に成功!経過は順調、ほぼ見えない状態から視力が回復!

 

iPS細胞で世界初の角膜移植手術 経過は順調 大阪大学など
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190829/k10012055451000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005


iPS細胞から作った目の角膜の組織を患者に移植して視力を回復させようと、大阪大学などのグループが先月、世界で初めての移植手術を行ったと明らかにしました。これまでのところ、患者の術後の経過は順調だということです。

これは大阪大学の西田幸二教授などのグループが、29日会見を開いて明らかにしました。

それによりますと、先月25日、「角膜上皮幹細胞疲弊症」という重い目の角膜の病気を患う40代の女性患者の左目に、iPS細胞から作ったシート状の角膜の組織を移植する手術を臨床研究として行ったということです。

これまでのところ拒絶反応はなく、視力も日常生活に支障がない程度にまで回復しているということで、患者は今月23日に退院したということです。

iPS細胞の再生医療への臨床応用では、目の網膜の細胞を患者に移植する手術などがこれまでに行われていますが、角膜の移植は世界で初めてです。

 


*管理人コメント
まだ実用化までは数年程度は必要になると見られていますが、ほぼ視力の無い状態から回復まで行けたのは快挙だと言えます。年内にも2人目の移植手術を行い、安全性と有効性を確認するとしており、今後の進展がとても気になるところです。

iPS細胞は無限の可能性を秘めた細胞だと言われ、角膜以外でも重要な臓器や細胞の全てに対応可能だと見られています。例えば、去年11月には体が動かなくなる難病のパーキンソン病の患者の脳にiPS細胞から作った細胞を移植する手術を実施し、こちらも経過観察は良好です。

更に大阪大学のグループはiPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞をシート状にして、重い心臓病の患者に移植する臨床研究を行うとしています。これらの臨床研究が成功すれば次はサービスとして実用化するための準備に入ることが可能となり、本格的な再生医療が民間にも開放されることになるでしょう。

まだ、コスト面や生産性などで課題が残っていますが、それでも難病を治すことが出来るかもしれないというのは夢がある話です。

 

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