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太平洋のクロマグロ漁獲枠、台湾が日本に300トン移譲!米国の反対で漁獲枠の拡大見送り 資源管理の国際会議


太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会」(WCPFC)で、日本が提案した漁獲枠の拡大がアメリカの反対で合意することが出来ませんでした。
この国際会議で日本は「資源が回復状態にある」として、現在の漁獲枠について小型魚を10%、大型魚を20%増やすことを提案。

それに対してアメリカ側は「クロマグロの資源が非常に少ない状態にある」と反発し、最終的には日本が求めた提案は見送りになったと報じられています。

一方で、台湾が使っていない大型魚の漁獲枠300トンを日本に譲り渡すとして、何とか日本の漁獲枠は確保された形です。使い切らなかった各国の漁獲枠を翌年に繰り越す量を現在の5%から17%に増やすことは決まりましたが、アメリカと日本側でかなり意見に隔たりがあった印象が強かったと言えます。
クロマグロを巡っては数が減少しているとの指摘と、数が回復傾向に入っていると分析する意見があり、この問題は議論が長引くことになりそうです。

 

クロマグロ漁獲枠の拡大見送り 台湾から300トン移譲
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49538400X00C19A9NNE000/

太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会」(WCPFC)の北小委員会が7日、閉幕した。日本は国際ルールで決める漁獲枠全体の拡大を提案したが、米国の反対で合意に至らなかった。ただ、日本が2020年に台湾が使っていない大型魚の漁獲枠300トンを譲り受けることでは折り合った。

 

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