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IAEA年次総会で日本と韓国が激論!原発の汚染水問題で対立!日本「復興に水を差している」韓国「深刻な問題」

*福島原発
IAEA(国際原子力機関)の年次総会で日本と韓国が激論を交わす場面がありました。

NHKによると、日本政府は総会の場で「廃炉・汚染水対策について、事実や科学的根拠に基づかない批判を受けることもあるが、日本が透明性をもって丁寧に公表している情報やIAEAの報告書の内容を踏まえ、公正かつ理性的な議論を行うよう求める」と述べ、韓国政府の対応を批判。

これに対して韓国側も「福島原発の汚染水の処分について依然として明確でなく、恐れや不安が増幅されている。日本政府の高官からは、海洋放出しかないという発言もあった。海に放出されたなら、それは日本国内の問題にとどまらず、世界の海洋環境に関わる深刻な国際問題となる」などと発言し、福島原発事故の汚染水は深刻な問題だと指摘しました。

両者共に一歩も譲らない報酬合戦となり、最後には韓国が「IAEAは汚染水の環境への影響についても調査する必要がある」と要請する場面もあったと報じられています。

福島原発事故の汚染水処理を巡ってはタンクの容量が数年で限界になると見られ、大臣からは海洋放出を検討しているとの発言が飛び出していました。それだけに韓国政府の批判は日本にとって痛い場所を突かれた形で、汚染水処理の具体的な対策案を示さなければ今後も荒れることになりそうです。

 

IAEA年次総会 原発の水処理めぐり日本と韓国が応酬
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/k10012085151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

IAEA=国際原子力機関の年次総会では、東京電力福島第一原子力発電所にたまり続けている水の処理をめぐり、日本政府が、「理性的な議論を行うよう求める」と述べたのに対し、韓国側が「対応が明確でなく不安が増幅されている」と主張し、IAEAにさらなる対応を求めるなど、日本と韓国との間で応酬する場面がありました。

処理水放出「誰か言わねば。捨て石でいい」 原田氏、持論再び
https://mainichi.jp/articles/20190913/k00/00m/040/331000c

東京電力福島第1原発の汚染処理水を海洋放出するしかないとした自身の発言に、漁業関係者らから批判が上がっていることについて、原田義昭前環境相は13日、自身のフェイスブックで「誰かが言わなければならない、自分はその捨て石になってもいい」と釈明し改めて海洋放出が必要との考えを示した。

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