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【悲報】労働者1人の給与総額、27万6296円に減少!マイナスは2か月連続!実質賃金も0.6%低下 


10月8日に厚生労働省が毎月勤労統計調査の速報値を発表し、今年8月の給与総額は2ヶ月連続のマイナスとなりました。

厚生労働省によると、今年8月の労働者一人あたりの給与総額は平均で27万6296円となり、前年度と比べて0.2%の低下になったとのことです。給与総額のマイナスは2ヶ月連続で、物価の変動を考慮した実質賃金も0.6%の減少でした。

今年1月に発覚した厚生労働省の不正統計問題をキッカケにして、調査対象の事業所が見直されており、それから全体的な数字が低くなっています。この結果について厚生労働省は「ことしに入ってから消費者物価指数は上がっているのに、給与総額が減少する傾向が続いている」などとコメントしていますが、今の数字の方が実数値に近い可能性が高いです。

今後の見通しも先行きが暗く、先日にも内閣府の景気判断で最も悪い「悪化」に下方修正されたばかりでした。

 

毎月勤労統計調査 令和元年8月分結果速報
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r01/0108p/0108p.html

労働者1人の給与総額 8月は27万6000円 2か月連続で前年比減
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191008/k10012116821000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

ことし8月の給与総額の平均は速報値で27万6000円余りと去年の同じ月を0.2%下回り、2か月連続でマイナスとなりました。
厚生労働省が全国およそ3万1000の事業所を対象に行った「毎月勤労統計調査」の速報値によりますと、ことし8月の、基本給や残業代などを合わせた働く人1人当たりの給与総額は平均で27万6296円でした。

 

 

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