11月9日に行われた天皇陛下の即位を祝う国民祭典で、「万歳」が延々と流れていた問題が波紋を広げています。
問題となっているのは主催の伊吹文明会長が万歳三唱を終えた直後に、別の男性の声で万歳を呼び掛ける声が連続で流れた場面です。延々と続く万歳三唱に国民からも困惑の声が相次ぎ、映像を確認してみると、司会や伊吹会長も困惑した感じで周囲を見渡していた様子が映っています。
伊吹会長の万歳三唱が終わった後に司会は、「ありがとうございました。聖寿万歳を 伊吹文明 奉祝国会議員連盟会長より申し上げました」とアナウンスしており、流れ的にも不自然な万歳三唱でした。
この万歳を呼び掛けた声の主は不明ですが、運営の天皇陛下御即位奉祝委員会・広報事務局の担当者は「予定通りに行われたものです」とコメントし、予定通りの呼び掛けだったとしています。
ただ、運営の中には保守系団体「日本会議」の幹部クラスのメンバーも見られ、ネット上では「保守派の暴走では」と指摘する声が相次いでいるところです。過去の公的な行事でもここまで万歳三唱を連続で運営が呼び掛けた例はほぼ見られず、依然として違和感は拭えないと言えます。
国会議員連盟 – 天皇陛下御即位奉祝委員会
https://www.houshuku.org/renmei/
祝賀式典、なかなか終わらない「万歳三唱」いったい誰が? 運営側が明かす真相
https://www.j-cast.com/2019/11/09372229.html?p=all
パレード前日の国民祭典で繰り返された万歳三唱は計16回も、違和感を感じた人は多い。主催した民間の奉祝委員会に、経団連、日商と並んで「日本会議」が加わり、そこで実施を決め、櫻井よしこ ら9人に発起人を依頼したことが背景にある。即位関連行事まで「日本会議」と一体化した。ここまで来たのか! pic.twitter.com/a2AVhuV4W4
— knamekata (@knamekata) 2019年11月11日
しかし、あれだけ日本会議や神社本庁の田中恒清総長について記事を放っていた朝日新聞も、「祭典」当日はその運営主体については全くその問題に触れないどころか、そうした固有名詞を見事に避けてるのがなんとも言えないな。
完全敗北って感じすら…https://t.co/9gxgUcqKyC— akabishi2 (@akabishi2) 2019年11月9日
だって、エンドレス万歳のあった2部って、実質的に、裏方のメンツ見ると「運営:日本会議 事務局:日本青年協議会」だもんな。そりゃ、アホみたいな内容になるよ
異例のエンドレス「万歳」 天皇陛下の即位祝う国民祭典、戸惑いの声も https://t.co/j7IcV9xVRE via @dong_po_rou
— 菅野感 (@prewarwrestler) 2019年11月9日
エンドレス万歳が異様だ。
怖い、気味悪い。日本の将来は大丈夫か?
再び天皇を元首として政治利用しようとする自民党・日本会議系の思惑を感じる。— 俵 才記 (@nogutiya) 2019年11月10日
【列島に響き渡った「天皇陛下万歳」が覆い隠したもの】昭和は遠くなりけり こうした慶事によって、国民が忘れてしまう現政権の悪事と腐敗。「新しい時代」という曖昧なキャッチフレーズに惑わされ、宙に浮く時代の総括と責任追及 「日本会議」が噛んだ国民祭典(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/c8wQbCkTBC
— KK (@Trapelus) 2019年11月11日
なるほど日本会議が仕切っておると。『赤旗』でお馴染みの京大総長の山極壽一はんも実は日本会議やったんやな。天皇陛下万歳のお方やったんやな。それでお目出度い日に学内で反対集会でもされたら天皇陛下に申し訳ないのでややこしそうな学生をスタンプラリーが出来るほど次々と処分しはったんやな。 https://t.co/AS8RVO9X7R pic.twitter.com/lUUrg27TKI
— 武田崇元 (@sugen_takeda) 2019年11月9日
天皇陛下万歳をやたら連呼してるからこれはちょっと異様だなとテレビ見ながら話してたんだけど、やっぱり犯人は日本会議かよw
気持ち悪いなと思うこと、だいたい日本会議が背後で糸引いてるな。— 【TOYO】 (@hanemaru77) 2019年11月11日
いいね!しよう