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ローマ教皇、福島第一原発事故に懸念!「私達は未来の世代に対して大きな責任がある」「被害も隠さず伝えよ」

*フランシスコ教皇
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が都内で東日本大震災の被災者たちと交流を行い、その中で福島第一原発事故に懸念を表明しました。

11月25日にフランシスコ教皇は東日本大震災の犠牲者や遺族らに祈りを捧げた上で、「私たちには未来の世代に対して大きな責任があることに気付かなければいけません」と述べ、福島第一原発事故で未来の世代に影響が出ていると指摘。

福島第一原発事故の放射能汚染に関しても、「大人たちは、汚染も被爆も、これから起きる可能性のある被害も隠さず伝える責任があると思います。僕らの未来から被爆の脅威をなくすため、世界中の人が動き出せるように、どうか共に祈ってください」と触れて、核兵器と同じように原発の放射能汚染も深刻な問題だと強調していました。

今回の訪日でキリスト教の司教たちは原子力発電所の廃止を求めるとしており、日本の原発政策にも影響を与えることになるかもしれません。

 

ローマ教皇 原発事故に触れ「未来世代への責任に気付かねば」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191125/k10012190191000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

日本を訪れているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、25日午前、都内で開かれた東日本大震災の被災者との交流会に参加し、犠牲者やその遺族に祈りをささげるとともに、福島第一原子力発電所の事故に触れて「私たちには、未来の世代に対して大きな責任があることに気付かなければいけません」と呼びかけました。

 

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