立憲民主党の枝野幸男代表が社民党と国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の3会派に合流を打診しました。
12月6日に野党の代表らが集まって会談を行い、その中で立憲民主党の枝野幸男代表が「今般、私は、より強力に安倍政権と対峙し、次の総選挙で政権を奪取して『まっとうな政治』を取り戻し、国民生活と公平公正な社会を守るため、会派結成にあたって合意した考え方に基づき、共同会派を共にしていただいている政党、グループの皆さんに幅広く立憲民主党とともに行動していただきたいと思うに至りました」と述べ、参加した全ての野党勢力に合流を提案。
また、年明けにも衆議院解散総選挙があるとして、「安倍政権に代わって政権を担いうる政党を築き上げ、次期総選挙での政権交代を現実のものとするため、会派を共にする、国民民主党、社会民主党、社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムの皆さんに立憲民主党とともに闘っていただけるようお呼びかけいたします」と言葉を強めていました。
先の参議院選挙では野党共闘を行った選挙区で票の伸び率が良く、それ以上の野党合流が実現した場合、自民党に勝てる選挙区が増えることになると予想されています。
各党の返答は保留状態になっていますが、野党第一党の立憲民主党が明確に野党合流を呼び掛けたのは非常に大きな動きだと言えるでしょう。
共同会派党首会談で枝野幸男代表より各党会派へ申し入れ
https://cdp-japan.jp/news/20191206_2404
共同会派を組む立憲民主党、国民民主党、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、社会民主党の4党派の党首は6日、国会内で会談を開き、枝野幸男代表から以下の申し入れを行いました。
安倍政権の隠蔽体質と権力の私物化は、いわゆる「桜を見る会」問題に象徴されるようにますます明確になっています。さらに、参議院規則に基づく参議院予算委員会の開催要求にすら応じず、国会の場における説明責任を放棄したまま臨時国会を閉会しようとしており、議論からも逃げる姿勢が鮮明です。
一方で、消費増税を強行し国民生活は一層厳しさを増しています。社会保障の充実や財政健全化を名目に消費増税を強行しながら、既に著しく優遇されている大企業に対する法人税減税の議論や社会保障給付のカットに向けた検討を進めているほか、大学入試共通テストや水道法改悪など国民生活を脅かし、公正さや国益を損なう政策を強行しています。
一日も早く、国民の暮らしを守り、公平で公正な社会を取り戻さなければなりません。また、そのためにも、公文書管理の厳格化と徹底した情報公開を進める必要があります。
多くの有権者は安倍政権に対する不信と不安を強めています。今求められているのは、『まっとうな政治』を実現するために、自民党・公明党に代わって政権を担いうる強力な政党です。
野党5党派の代表と幹事長は6日、国会内で会談し、共同会派で国会対応したことの成果を踏まえ、立憲民主党の枝野代表から政党合流の呼びかけがありました。玉木代表は「重く受け止め党内で協議する」と述べ、衆参一体で対等な立場で公党間の協議を行う必要がある等と考えを示しました。 pic.twitter.com/INbekKnUsr
— 国民民主党 (@DPFPnews) 2019年12月6日
一部報道が、私の本日12月6日の共同会派を構成する政党、グループの皆さんへの呼びかけについて正確性を欠いた記事を流しています。急ぎ申し入れの正確な中身について党ホームページに掲載の上、私からも引用ツイートします。
— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) 2019年12月6日
申し入れは引用頁の文書の後段を読み上げて行いました。申し入れたのはこれ以上でもこれ以下でもありません。一部報道は申し入れにないことも含めて思い込みによる記事になっています。
共同会派党首会談で枝野幸男代表より各党会派へ申し入れ https://t.co/1HnwOGec6O #立憲民主党— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) 2019年12月6日
なお申し入れにある『共同会派結成にあたっての合意』はhttps://t.co/PvqL6RZU02
そこで受け入れていただいた『8月5日の申し入れ』はhttps://t.co/zxFmB9pRBx
です。 https://t.co/dkCElxG4Lt— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) 2019年12月6日
知れば知るほど優秀なのが
日本共産党。
知れば知るほど 何もないのが
立憲民主党。
知れば知るほど 分からないのが
国民民主党。
知れば知るほど 一歩先を行くのが
れいわ新選組。
知れば知るほど、庶民国民日本の敵なのが自民党。— 花凛♡◡̈⃝⋆* (@rinon_nn) 2019年12月2日
枝野代表、立憲民主党を大きくすることに異存はないですが、「永田町の数合わせの論理」を最も痛烈に批判してきたのは貴方ではなかったですか?国民民主全体、社民党全体との合流は貴方が否定してきた「数合わせ」とどう違うのか?少し立ち止まって、考え直していただきたい。
— ryozanpaku (@gnpthnt311) 2019年12月6日
何度でも言います。
日本には政権担当能力を持つ健全な二大政党が必要です。
一つが自民党だとすると、もう一つ。
それは、政策立案能力の高い国民民主党と、若い人材の多い立憲民主党が一緒に作るべきものです。
両党の良さを活かした、新しい政党を作るべき。
合流とは、そういう意味です。 https://t.co/O50kNVGnXO
— 津村啓介 (@Tsumura_Keisuke) 2019年12月4日
これは立憲民主党への合流とも、選挙協力を強めるとも、両方解釈できる内容。枝野さんはそう簡単に実現しないことを見越した上で、与党に向けて、野党合併の狼煙を上げている感がある。
共同会派党首会談で枝野幸男代表より各党会派へ申し入れ https://t.co/JzDewQblvr #立憲民主党
— まつのすけ⊿快速坂道ライナー (@exngky289) 2019年12月6日
割れて纏まって、割れて纏まって、その繰り返し…。政治不信ばかりが募る。
立憲民主党との合流を求めている国民民主党の中堅若手議員連中なんて、合流後の政党が厳しい状況になったら、とやかく言って批判し、票が取れそうな新党に逃げ出す未来が容易に想像できます。
— りっけんナオ(減税ポピュリズム政治にNO)🏳️🌈 (@tyandori) 2019年12月6日
新党を作って「立憲民主党」という党名を捨てるなら、かなりの支持者が見放すと思うなぁ。
枝野さんはそこまで馬鹿じゃないよなぁ。あくまで立憲への合流。
この一線を崩したら、もう野党は壊滅するよなぁ。— 市民某 (@Ichishimin2019) 2019年12月5日

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