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ウクライナ内戦、年内に完全停戦で一致へ ウクライナとロシア、フランス、ドイツの4カ国で首脳会談


2014年2月から続いているウクライナ騒乱について、今月中にも完全停戦をする方向で合意となりました。
12月9日にウクライナとロシア、ドイツ、フランスの首脳らが参加して会談が行われ、その中でことし末までに完全で包括的な停戦を履行することで一致。詳細な部隊の撤収や両陣営の調整作業はまだ終わっていませんが、大規模な戦闘行為に関してはこれで完全停止となります。

ウクライナの内戦(クリミア危機・ウクライナ東部紛争)は2014年2月に発生した民主派による暴動騒ぎ(ユーロマイダン騒乱・威厳革命)がキッカケで、失脚したヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領を支援するロシア側と、EUへの加盟を訴える民主派で対立が激化。
ウクライナ東部はロシアの支援を得て独立状態となり、事実上の分裂状態になりました。

それからロシアのクリミア半島合併などもありましたが、やっと主要各国が揃って停戦合意が出来た形です。ただ、ウクライナの帰属問題や分裂状態になっている状態に変化はなく、今後の戦後処理によっては新たな火種となる可能性もあると言えるでしょう。

 

ウクライナ東部 年内に完全で包括的な停戦の履行で一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191210/k10012208941000.html?utm_int=all_contents_just-in_001

ウクライナ東部で続く紛争の解決を目指して、ウクライナとロシアに仲介役のフランスとドイツが加わった4か国の首脳会談が9日行われ、ことし末までに完全で包括的な停戦を履行することで一致しました。

クリミア危機・ウクライナ東部紛争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E

クリミア危機・ウクライナ東部紛争[2]は、2014年2月下旬に発生したウクライナ騒乱以後、クリミア半島(クリミア自治共和国)とウクライナ本土の東部2州(ドネツィク州とルハーンシク州)で起こっているウクライナ政府軍と、親ロシア派武装勢力や反ウクライナ政府組織、ロシア連邦政府・軍との紛争(軍事衝突や対立)である。

ウクライナ系メディアでは、ロシアの正規軍の関与が広く見られることからロシアによる侵略、ロシアによる占領、またはウクライナ・ロシアの戦争と呼んでいる。ポロシェンコ大統領もしばしば現状説明として「ロシアとの戦争」という用語を用いる。ただしウクライナ、ロシアともに宣戦布告は行っていない。一方、ロシア系メディアでは、この紛争初期にはロシアの春と表現する場合もあったが、以降は「ロシア軍は関与していない」との立場から、今次紛争をウクライナ国民同士の対立であるウクライナ内戦であると表現している。他方で、欧米諸国からは、派兵や兵器・燃料の供給をはじめ、ロシアの直接的関与は明白だとして、対露制裁を科すなどの措置を取っており、「内戦」という用語は用いず、代わりに紛争、占領、侵略、軍事侵攻等の用語を使用する。

クリミア自治共和国では、衝突初期の2014年2月下旬-3月にかけて行われたロシアによる軍事干渉と、国際的な非難を浴びながら行われた住民投票の結果、同年3月17日にロシアへの編入を求める決議を採択したと宣言。ロシア軍の支配下に置かれ、さらにロシアへの編入が宣言された。その後、ウクライナ本土の東部2州(ドネツィク州、ルハーンシク州)での抗議運動が、武装した分離主義勢力による反乱へと広がった結果、ウクライナ政権が軍事的反攻に乗り出すことになった。

 

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