10月の機械受注額が落ち込んでいることが分かりました。
内閣府によると、企業の設備投資の状態を示す機械メーカーの10月分の受注額は7988億円となり、前の月と比べて6%の大幅な減少になったとのことです。
減少は4ヶ月連続で、「非製造業」がマイナス5.4%と大きく減っています。この結果を受けて内閣府も基調判断を「足踏みがみられる」に下方修正し、企業の景気動向や設備投資が悪化していることを認めました。
10月の消費増税をキッカケにして、他の経済統計もほぼ全てが急落しており、リーマンショックや東日本大震災以来の大きな減少幅を記録しています。消費増税の破壊力を改めて示したと言え、このままだと日本経済はもっと酷いことになりそうです。
令和元年10月実績:機械受注統計調査報告
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1910juchu.html
企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーのことし10月の受注額は、金属加工用の装置が落ち込んだことなどから、4か月連続で減少し、内閣府は基調判断を「足踏みがみられる」に下方修正しました。
内閣府は、機械受注の判断を9月の「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「足踏みがみられる」に修正した。振れの大きい機械受注が4カ月連続して減少し、3カ月移動平均でみても減少傾向にあることなどを理由に挙げた
悪いデータばかりで政府も誤魔化しきれなくなってる https://t.co/y2bgGoqXvw
— 女子高生でも分かる研究所 所長 日出日葵 (@himarin_shocho) 2019年12月12日
アベ・ショックが始まったことを裏付けるデータが次々に報じられています。正直、景気動向指数と実質消費で「お腹一杯」という感じですが、現実は甘くないです。
『11月の工作機械受注11月37%減 19年の最低水準(続きはブログで)https://t.co/8nSJro0bNZ— 三橋貴明 (@TK_Mitsuhashi) 2019年12月12日
これでもまだアベノミクスが効果があると思ってるなら相当なアホだぞ。
https://t.co/CfacIYYGER— 竜蔵@真・経済論 (@ryuzou1200) 2019年12月10日
もうこういう数字が出ても慣れっこなのでおどろかないですねw
11月の工作機械受注額、前年比37.9%減 14カ月連続減https://t.co/1rNEyBcKVd— ときわ総合サービス研究所 (@tokiwa_soken) 2019年12月10日
10月機械受注統計
船舶・電力を除く民需
前月比 -6.0%
予想平均を下回る。5G投資減税が行われるが通信業は国内企業に対しては発注を減らし続ける。高額な機械は外国製しかない。比較劣位の成長産業を過去の名目円高で破壊しすぎた。ポスト5Gの開発は必要でも非常に困難で少額投資なら無駄になる。 pic.twitter.com/oCHptaOYwq— アダム・スミス2世 (@AdamSmith2sei) 2019年12月12日
>内需は45.5%減の313億8700万円と12カ月連続で減少。
少し後の世は「工作機械の競争力が落ちたせい。生産性が落ちたせい」と自嘲するだろうが、単にデフレ経済での増税・緊縮という現行経済政策の帰結。
11月の工作機械受注額、前年比37.9%減 14カ月連続減:日本経済新聞 https://t.co/weZ5D3e4QJ
— シェイブテイル (@shavetail) 2019年12月10日
先行指標はどれも昨年後半からおかしくなっていたのが、この10月で完全に沈んだ感じだな。
いやホントに何で消費税上げたかな。https://t.co/7QJmseAS5B
— サラリーマン投資家・おたけ (@RetirementSemi) 2019年12月12日
本当に軒並み悪化しとるな。
8,000億円割れって久しぶりな気がする…https://t.co/eXX39E1w3D
— 森永康平@金融教育 / 経済アナリスト (@KoheiMorinaga) 2019年12月12日
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月例経済報告、5年ぶりに雇用情勢を下方修正!11月の数字が悪化!企業収益も減少傾向が続く
https://johosokuhou.com/2019/11/23/21183/
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