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森法相がゴーン被告の会見に反論!「潔白というのなら司法の場で無罪を証明すべき」「誤った事実を喧伝」


森雅子法相がカルロス・ゴーン被告の記者会見に反論しました。
1月9日0時40分頃に臨時の記者会見を開き、その中で「潔白というのなら司法の場で無罪を証明すべきだ」と述べ、レバノン滞在中のゴーン被告に日本の司法で無罪を証明するように言及。

更に続けて、「国内外に向けてわが国の法制度や運用について誤った事実をことさら喧伝(けんでん)するもので到底看過できない」「日本では捜査機関から独立した裁判官による審査を経て令状を得なければ捜査機関が逮捕することはできない」と語り、ゴーン被告の発言内容は間違っていると指摘していました。

深夜に記者会見を開くのは異例で、政府もゴーン被告の記者会見を重要視していたことが分かると言えるでしょう。

一方で、過去の訴訟問題などから森法相の発言に疑問を投げ掛ける声も多く見られ、日本の司法制度の問題点を改善する気がない政府に落胆を示す声もあったところです。カルロス・ゴーン被告は引き続き海外から情報発信を続けるとしていることから、この騒動はまだ長引くことになると見られています。

 

森法務大臣コメント(カルロス・ゴーン被告人関係)ー令和2年1月9日(木)
http://www.moj.go.jp/kokusai/kokusai04_00001.html

先ほど,国外逃亡したカルロス・ゴーン被告人が記者会見を行ったが,今回の出国は犯罪行為に該当し得るものであり,彼はICPOから国際手配されている。
ゴーン被告人は,我が国における経済活動で,自身の役員報酬を過少に記載した有価証券報告書虚偽記載の事実のほか,自己が実質的に保有する法人名義の預金口座に自己の利益を図る目的で日産の子会社から多額の金銭を送金させた特別背任の事実などで起訴されている。

ところが,ゴーン被告人は,裁判所から,逃げ隠れしてはならない,海外渡航をしてはならないとの条件の下で,これを約束し,保釈されていたにもかかわらず,国外に逃亡し,刑事裁判そのものから逃避したのであって,どの国の制度の下であっても許されざる行為である。しかも,それを正当化するために,国内外に向けて,我が国の法制度やその運用について誤った事実を殊更に喧伝するものであって,到底看過できるものではない。

森法相「司法の場で無罪証明を」 ゴーン被告会見に反論 異例の未明会見
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000508-san-soci

 保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の会見を受け、森雅子法相は9日午前0時40分すぎから臨時の記者会見を開き、「潔白というのなら司法の場で無罪を証明すべきだ」と述べた。日本側の正当な主張を速やかに世界に発信するため、極めて異例となる未明の会見となった。

 

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