*官邸
内閣府が発表した2019年10月から12月のGDP(国内総生産)が大幅なマイナスとなりました。
内閣府によると、速報値で10月から12月のGDPは前期比でマイナス1.3%となり、年率換算だとマイナス6.3%まで落ち込んだとのことです。これは2014年の消費増税以来の大幅なマイナス幅で、今年の数値も低迷が予想されていることから、引き続きマイナス傾向が続くことになると見られています。
安倍総理大臣はこの数字について、台風や暖冬の影響もあるとして、「前回ほどでない」と強調。大型の経済政策で日本経済を立て直すことが出来るとして、このまま数字を注視すると国会で言及していました。
数字を見てみると、個人消費の落ち込みが顕著で、家電製品や自動車などの分野は壊滅的な下落となっています。輸出に関してもマイナス傾向が目立ち、良いと言えるような数字が全くありませんでした。
問題なのは1月の先行指数も全体的に悪い数字になっている点で、有識者や政府の想定以上に消費増税の影響が長引く可能性がありそうです。
2019年10~12月期四半期別GDP速報 (1次速報値)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf
去年10月から12月までのGDP=国内総生産の伸び率がマイナスに転じたことについて、安倍総理大臣は衆議院予算委員会の集中審議で消費税率引き上げに伴う一定程度の影響があったとしたうえで、今後も景気は緩やかな回復基調が続くという認識を示しました。
消費増税影響「前回ほどでない」と安倍首相 GDPマイナスで
https://www.sankei.com/politics/news/200217/plt2002170013-n1.html
安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、令和元年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値がマイナス成長になったことに関し、「(消費税率10%への引き上げに伴う)駆け込み需要と反動減は前回ほどではなかったとみているが、消費税率引き上げや新型コロナウイルス感染症が経済に与える影響を見極めていく」と述べた。
年率換算でGDPがマイナス6.3%という絶望的な状況。確実に消費増税が経済を破壊している。キャッシュレス還元などの「対策」も2兆円の税金をドブに捨てただけで、全く効果がなかったと改めて証明された。
GDP10-12月期 年率-6.3% 5期ぶりのマイナス | NHKニュースhttps://t.co/9FrzkVHQAi
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年2月17日
いま速報で10月から12月までのGDPがマイナス6.3の報告って完全に増税直後から不景気になったって証明だと思うけど、政府はこれに関してどう対応するの?それにして1%台の増減は見るけど6.3%って尋常じゃないな pic.twitter.com/IqaZJSh8HO
— 丸屋@東中野 (@maruyanowaka) 2020年2月17日
消費税増税後3ヶ月のGDPが実質で−1.6%。特に、GDPの半分以上を占める個人消費で−2.9%とされる。
消費増税が景気悪化を招き、所得税や住民税など他の税収の落ち込みにもつながるーー繰り返されてきた悪循環を断ち切り、消費税は5%へ減税を!https://t.co/W3btsXZMkh
— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2020年2月17日
予想通りでノーサプライズだけど、ヒドい結果ですな🤨
・増税前の駆け込み需要の反動減
・大型台風
・暖冬なぜ、消費増税の影響自体には触れないんだ?
さすがに、おかしい解説だと感じてしまうが…🤔https://t.co/R0Owlm6UWN
— 森永康平@金融教育 / 経済アナリスト (@KoheiMorinaga) 2020年2月17日
GDP年率6.3%減って、それはもう経済崩壊だ。
やっと報道も政権への配慮をやめて「消費増税響く」と書くようになったが、まだ甘い。「消費増税響く」ではなく「消費増税が原因」である。で、誰が消費税増税をやったのか?https://t.co/lKdKawsBAX— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2020年2月17日
何度も言うけど日本が貿易立国だったのは昔の話で、今やGDPの過半数は内需なんだよね。ところが消費税率を引き上げて内需の核心である個人消費を殺したわけで、GDPが縮小することは分かってたんだよ。経団連が輸出戻し税目当てに増税を強行させたわけで、これで儲かったのは外資と外国人投資家だよ。 https://t.co/w15durBCxE
— ゆきのちゃん (@t2PrW6hArJWQR5S) 2020年2月17日

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