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WHO「新型コロナの重症患者に限れば死亡率は50%を超える」「各国は人工呼吸器を確保して」

WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて、興味深い情報を公開しました。

WHOは新型コロナウイルスに関する最新の調査報告書を公開し、その中で「新型コロナウイルス感染症の死亡率は2~5%とみられるが、重症患者に限れば死亡率は50%を超える」と指摘。
特定の条件下では劇的に悪化するリスクがあるとして、世界各国に注意を呼び掛けました。

その上で、新型コロナウイルスの治療や対処に人工呼吸器が必須になると触れ、各国に人工呼吸器や医療用酸素装置を今から準備しておくように要請しています。重症患者の病状の進行を抑える主な治療として高濃度の酸素を吸入させる酸素療法があり、WHOも報告書の中である程度の効果が期待できるとまとめていました。

新型コロナウイルスは高齢者だと重症化する確率が非常に高く、重症患者の発生に備えて日本政府も人工呼吸器の確保に急いだほうが良さそうです。
*新型コロナウイルスの対策としては、迅速な検査と隔離処置、追跡調査が重要とWHO

 

WHO COVID-19報告書
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/who-china-joint-mission-on-covid-19-final-report.pdf


「人工呼吸器の確保を」 WHOが各国に呼び掛け 新型ウイルス重症者への備え
https://www.afpbb.com/articles/-/3271077?cx_amp=all

【3月2日 AFP】世界保健機関(WHO)は1日、新型コロナウイルス感染者が重症化した場合に備えるため、人工呼吸器を十分確保するよう各国に呼び掛けた。
WHOは新型コロナウイルス感染症「COVID-19」に関する最新の状況報告の中で、重症患者の病状の進行を抑える主な治療介入として高濃度の酸素を吸入させる酸素療法があると指摘。指先などに付けて動脈血中の酸素飽和度を測定するパルスオキシメーター(脈波型酸素飽和度計)や医療用酸素装置を最大限に利用できるようにしておかなければならないと各国に呼び掛けた。

 

 

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