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都内の民間病院院長が衝撃の告発!「検査許可が降りず、明らかな新型コロナの感染者と見られる人も帰宅」

新型コロナウイルスについて、都内の民間病院院長が衝撃の実態を告白しました。

これは医療ガバナンス学会に匿名で投稿された情報で、そこには「ほとんどの場合、新型コロナウイルスの検査許可はおりません」と書いてあり、明らかな症状の患者でも検査せずに帰宅させていると暴露。
政府の発表や報道も安易だとして、保険適応が決まった後もPCR検査の許可は全く出てないと報告していました。

更には3月5日の記者会見で安倍首相が「公費負担で対応する」と表明した後に状況が変化したとも伝え、「不思議なことに、首相の発表の前と後ではPCR検査許可のハードルが変わりました。当院では3月4日まで20例以上のCOVID19疑いが来ましたが、許可されたのは1例でした」とも記載しています。

民間機関の防護用機材も足りていないとして、物資不足のまま安倍首相が安易に民間機関での診療対応を話しているのは疑問があると投げ掛けていました。

同じような話は複数の医療関係者からも聞こえ、新型コロナウイルスの感染者が公式発表よりも桁違いに多いのではないかと懸念する声が相次いでいます。

 

Vol.049 COVID19感染症 翻弄される地域中核病院
http://medg.jp/mt/?p=9478

都内民間病院院長 匿名

2020年3月11日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp
民間の中規模病院ですが、すでに20症例を超えるCOVID19疑い患者が来院しています。
約半数は保健所を経由した診察依頼ですが、発熱持続を心配した患者や近隣開業医からの紹介患者もほぼ同数来ています。
来院した患者さんにはインフルエンザ、マイコプラズマ、アデノウィルス感染を否定し、胸部レントゲンまたはCTで肺炎像を確認し、採血検査で炎症反応も見て、尿中肺炎球菌抗原、レジオネラ抗原を検討しています。
これで原因疾患が同定できない場合には、COVID19疑いとしてPCR検査依頼を保健所にします。しかしほとんどの場合検査許可はおりません。
直接来院の患者さん達は何故PCR検査をしてもらえないのかと聞いて来ます。医師は丁寧に検査結果を説明し、保健所に掛け合ったが許可が下りなかったことを伝えます。多くの患者さんはわかってくれますが、一部の方は納得されていない様子で帰ります。
このように医師がPCR検査必要と判断しても現状では緊急入院以外はほぼ検査許可が降りないため、報告を上げないケースが多数あります。大多数の医療機関は保健所とのやり取りで断られる事を経験しており、検査が滅多に許可されない現状を知っています。
政府の発表、報道共に余りも安易で、PCRが保険適応されればすぐに対応可能と言わんばかりです。

先日、検査部にPCR検査の実情を聞きました。民間病院からの直接依頼は受けておらず、SRL等大手検査会社からも一切検査に関する情報さえきていない。また保険収載されても感染検体として対応するので搬送器具がそれほど数があるのか不明であり、民間病院から検査センターにどれだけ依頼できるようになるのか、そもそも民間から直接依頼できるのかさえ不明な状況だそうです。

5日、首相は6日保険収載され公費負担で対応すると発表しました。そうなれば多数のCOVID19を心配した患者が医療機関に来院することが想定されます。PCR検査検体を我々から検査機関に多数送れるシステムが完備されない限り、現場は誤解した患者さんたちへの対応に追われ、患者にとっても感染リスクが高まるだけです。

 

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