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安倍晋三首相の臨時記者会見、緊急事態宣言について説明 「万が一のための備え」「経済対策の第二弾を」

3月14日に安倍晋三首相が新型コロナウイルスに関する緊急記者会見を行いました。

安倍首相は記者会見の中で緊急事態宣言の説明を行い、現時点では発動する予定が無いと強調。あくまでも万が一の備えだとして、「事態は時々刻々変化しており、国民の命と健康を守るため必要であれば、手続きにのっとって、法律上の措置を実行する考えだ」とコメントしています。

その上で、新型コロナウイルスによる影響は様々な分野に広がっていると触れ、近い内に第二弾の経済対策を行うとしていました。

また、東京オリンピックに関しても、「アスリートや観客にとって安全で安心な感動を与える大会となるよう、日本全体が『ワンチーム』となって力を尽くしてきており、現在も準備を進めている。来週には、いよいよ聖火をむかえることになり、私自身も福島を訪れて聖火リレーのスタートに立ち会いたい」と言及し、引き続きオリンピック開催に向けて、予定通りに計画を進めるとしています。

懸念されていた緊急事態宣言の発令はありませんでしたが、状況によっては何時でも発動することが可能だとしており、根本的な状況は変わっていないと言えるでしょう

全体的に安倍首相が新型コロナウイルスの影響を矮小化している印象が強かった記者会見だと言え、感染者の大部分は軽症だと繰り返していた点などで違和感を感じたところです。

 

安倍首相 “現時点では緊急事態を宣言する状況ではない”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200314/k10012331601000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

新型コロナウイルス対策の特別措置法の成立を受け、安倍総理大臣は記者会見し、諸外国と比べ日本の感染者数は抑えられているとして、現時点で「緊急事態」を宣言する状況ではなく、今後慎重に判断していく考えを示しました。また、新たな経済対策の策定も念頭に必要な措置をとる考えを示しました。

 

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