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成田空港が米国からの入国者ら92人を強化検疫せず!通過後にミス発覚 厚生労働省「時差計算を誤った」


成田空港の検疫所で14日間の待機要請などを行わず、検疫を通過させるミスがあったことが分かりました。

厚生労働省によると、3月26日13時49分にアメリカのシカゴから成田空港に到着した全日空11便で、検疫強化の対応をせず、そのまま合わせて92人を通過させてしまったことが発覚したとのことです。
この92人は14日間の待機要請や交通機関を控えるように求める要請もしておらず、ほぼ素通りのまま国内に入国したと見られています。

厚生労働省は「検疫強化の対象であったが、時差計算を誤り、検疫強化の対象外であると誤認していた」とコメントしており、時差計算の間違えで検査が遅れてしまったと謝罪していました。

 

成田空港における検疫強化未実施事案について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10483.html

1.事案の概要
昨日、アメリカ(シカゴ)からの成田空港到着便(全日空11便、13時49分到着)について、検疫強化(14日間の待機・公共交通機関の利用禁止の要請)の対応をすべきところ、乗員16名、乗客112名(このうち乗り継ぎは36名のため、当該対象者は76名)を通常の検疫で通過させました。
当該便はシカゴ発3月25日11:00、日本時間にすると、時差+14時間(夏時間)であることから3月26日の1:00となるため、日本時間3月26日0:00からアメリカ全域に対して実施される検疫強化の対象であったが、時差計算を誤り、検疫強化の対象外であると誤認していたことが判明しました。
関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

2.今後の対応
成田空港検疫所では、航空会社から乗客名簿を取り寄せ、乗員、乗客に対し14日間の待機及び公共交通機関を利用しないことを要請し、質問票及び健康カードへ記入し、質問票の返送を依頼することにしています。

職員に対する注意喚起と管理・監督の一層の徹底を図り、今後このような事案が発生しないよう、再発防止に努めてまいります。

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