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大学の「無給医」もコロナ最前線に動員!3割の交代医師が無給医の病院も 看護師には危険手当無し NHK

新型コロナウイルスの感染者拡大から、いわゆる「無給医」を動員する医療機関が増えていることが分かりました。
無給医とは病院から給与を支払われていない医師のことで、無給医となるケースで多いのは、大学院生らが研修や研究名目でタダ働きとなる事例です。

NHKの記事には、とある首都圏の大学病院の事例が紹介されており、4月から100人以上の医師が交代することになるも、その内の3分の1が「無給医」状態だと報じられています。
各地の病院でも同じような報告が増えているようで、その大半は雇用契約すら無く、様々な面で深刻な影響が出ているのが実情です。

また、合わせて問題となっているのは看護師らに危険手当が無いことで、新型コロナウイルスの患者を受け入れている病院の関係者からは「コロナ受け入れ病院では危険手当を付けてほしい」というような声が相次いでいます。

日本看護協会からは政府に危険手当の支給を求める要望書が提出されましたが、実際に実現するかは不透明なままです。
海外だと医師らに一人あたり数十万円から数百万円規模の支援をしている国もあるわけで、それと比べて日本の状態はかなり劣悪となっています。

医療ミスや誤診の要因にもなる恐れがあり、無給医問題と危険手当は早急に国が動く必要があると言えるでしょう。

 

「無給医」も新型コロナ患者治療の前線に 医師不足のため
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200416/k10012389611000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、患者の治療にあたる大学病院で、医師不足のため、大学院生などのいわゆる「無給医」も、その前線に立たされ始めていることがNHKの取材でわかりました。労働者としての権利が認められにくいことから、現場からは不安の声も上がっています。

看護師に「危険手当を」 日本看護協会、新型コロナで要望書提出
https://www.j-cast.com/2020/04/16384389.html

危険顧みず従事する看護職へ手当を
提出先は加藤勝信厚生労働相と西村康稔経済再生担当相。
要望書の中で、医療従事者は院内感染への不安や恐怖を感じながら職務にあたっているとした。中でも24時間患者に関わっている看護職は感染リスクが大きいことや、「感染するから保育を拒否される」「感染するからタクシーから乗車拒否される」といった誹謗中傷を受けていることに触れ、危険を顧みず業務に従事している看護職へ危険手当などを支給するよう求めた。

 

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