東京都が公式ホームページから新型コロナウイルスの検査実施人数のグラフを削除することが分かりました。
東京都によると、5月13日からホームページ上に掲載したグラフ「検査実施人数(陰性確認を除く)と陽性率の推移」で数値情報を掲載しているとして、検査実施人数や新型コロナ受診相談窓口相談件数などの表示を削除するとのことです。
検査実施人数は東京都の保健所などが直接検査した新型コロナウイルスの感染者数で、東京都の検査状況を示す重要な数字の一つとなっていました。
ホームページの別の場所に表記してあるとして東京都は削除するとしていますが、これを見た人からは「情報隠蔽では?」「事実上の印象操作だ」などと不満や批判の声が相次いでいます。
数字として閲覧することは引き続き出来ますが、単体のデータグラフは無くなることから、何も知らない人が一目で判別するのは難しくなるかもしれません。
東京都 新型コロナウイルスHP
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/?tab=reference
本グラフは、5月13日より「検査実施人数(陰性確認を除く)と陽性率の推移」(現在の「モニタリング指標(6)PCR検査の陽性率」)のグラフで検査実施人数を掲載していることから、データが重複するため、6月15日をもって削除いたします。
そして何故か、東京都の検査実施人数と試験状況のページは 明日6月15日をもって 削除するそうです。 pic.twitter.com/Yg0QLseIna
— 毬谷友子 (@mariyatomoko) June 14, 2020
検査実施数と感染者数はセットだろ?!
なんで東京都HPから削除する必要があるんだ? https://t.co/A3KqJKNppw— ゆりかりん (@yurikalin) June 14, 2020
これは私もビックリしました❗️モニタリング指標(6)PCR検査の陽性率の表に掲載と言っても、この表見て、検査実施人数がすぐわからない様になってるし。なんか不都合な数字を隠そうとする様な感じがするのは私だけでしょうか?
— hirotax (@hirotax3) June 14, 2020
右は削除予定のグラフ、左のPCR検査の陽性者率のグラフなのですが、陽性者数と陰性者数の積み上げグラフになっています。クリックすると陽性者数と陰性者数はわかりますが、合計の検査実施人数は、縦軸からは分かりにくいので足し算をせざる追えないグラフになっています。 pic.twitter.com/pOpGZZyBkv
— シロクロつけるパンダ (@applideveloper) June 14, 2020
実際のところ熱があって検査してもらえない検査難民の方ってどれくらいいるのかなー?
相談窓口への問い合わせ件数と検査実施人数は相変わらず乖離してるから、かなり多いと思うのだけど💦東京都のサイト見たら6/15〜重複削除されるデータがあるみたいだけど、見にくいから今のままにしてほしい… pic.twitter.com/11qKJu5vNO
— ひだ☆命を守る政治を求めます (@JDEzNnwjDtOnSBQ) June 9, 2020

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