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リーマン以上の危機、IMFが20年予測をマイナス4.9%に修正!世界大恐慌に次ぐ規模 「前代未聞の危機である」


6月24日に国際通貨基金(IMF)が2020年度の世界経済予測を発表し、当初の予想であるマイナス3.0%をマイナス4.9%に引き下げました。

経済予測が変わった理由は新型コロナウイルスの影響が予想以上に深刻だったからで、IMFは記者会見で「1930年代の世界大恐慌に次ぐ規模だ」「景気後退が予想以上に深刻化している国がある」と述べ、世界経済に深刻なダメージを与えたと強調。

新型コロナウイルスの経済的な影響は前代未聞の異常事態だとして、今後の回復見通しも不確実性が強まったとしていました。
国別だと日本はマイナス5.8%、アメリカはマイナス8%、ヨーロッパ(EU)はマイナス10.2%、中国でプラス1%、ロシアがマイナス6.6%となっています。

来年の2021年はプラス5.4%の回復と予想されていますが、これも「新型コロナウイルスが収束傾向になったら」という前提で、今のままだと厳しい不況が世界で続くことになりそうです。

 

World Economic Outlook Update, June 2020
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2020/06/24/WEOUpdateJune2020

Global growth is projected at –4.9 percent in 2020, 1.9 percentage points below the April 2020 World Economic Outlook (WEO) forecast. The COVID-19 pandemic has had a more negative impact on activity in the first half of 2020 than anticipated, and the recovery is projected to be more gradual than previously forecast. In 2021 global growth is projected at 5.4 percent. Overall, this would leave 2021 GDP some 6½ percentage points lower than in the pre-COVID-19 projections of January 2020. The adverse impact on low-income households is particularly acute, imperiling the significant progress made in reducing extreme poverty in the world since the 1990s.

20年世界経済見通し 大恐慌に次ぐマイナス4.9% IMF「前代未聞の危機」
https://news.yahoo.co.jp/articles/588ab8c60c1598eb3bd2b6b89e0ea068d2d21fcc

 国際通貨基金(IMF)は24日発表した最新の世界経済見通しで、2020年の世界全体の成長率をマイナス4.9%(前回4月時点はマイナス3.0%)に引き下げた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の経済的損失が想定以上に深刻化し、回復も緩慢になると分析した。感染の収束を前提にして21年の成長率はプラス5.4%に急回復すると予測したが、感染の第2波のリスクなどから「見通しの不確実性は高い」と警告した。

 

 

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