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日本船の貨物船が重油流出事故、モーリシャスで環境緊急事態宣言!国際支援を要請へ!「最悪の危機の一つ」


*AFP
インド洋のモーリシャス島沖で日本の貨物船が座礁状態となり、大量の燃料が流出して生態系に深刻な悪影響を与えています。
事故が起きたのは長鋪汽船(岡山県笠岡市)の貨物船「WAKASHIO(わかしお)」で、7月25日にインド洋の島国モーリシャス沖で座礁。全長約300メートルの船体に亀裂が入り、そこから約1000トンの燃料が海に流出した可能性があるとのことです。

国際環境団体からは「史上最悪の危機の1つになる可能性がある」と指摘されているほどで、モーリシャスのジャグナット大統領も8月6日に環境緊急事態宣言を発令し、国際支援を要請しました。

9日に記者会見を行った商船三井の小野晃彦副社長は謝罪し、合わせて日本政府は専門家による緊急援助隊を派遣すると決定しましたが、現時点で漏れ出た重油の回収作業は全く進んでおらず、日本側の対応を「遅すぎる」と指摘する声も多かったです。

モーリシャス島沖は世界有数の綺麗な海がある場所として知られ、「インド洋の貴婦人」と呼ばれるほどに美しい自然が広がっています。
それだけに世界各国でも注目されているニュースの一つとなっている状態で、今後の状況によっては日本への印象が悪くなることもありそうです。
*既にフランスなどが災害支援の申し出をしています。

 

モーリシャスが環境緊急事態宣言、日本船の燃料流出で生態系に懸念
https://jp.reuters.com/article/mauritius-environment-idJPKCN25507U

[ポートルイス/東京 9日 ロイター] – インド洋のモーリシャス島沖で7月下旬に座礁した日本の貨物船について、燃料の流出が周辺の生態系に壊滅的な打撃をもたらす恐れがあるとの懸念が広がっている。

貨物船、重油1000トン流出 モーリシャス沖座礁を陳謝―商船三井
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080900346&g=eco

商船三井の小野晃彦副社長は9日、運航を手配した貨物船がインド洋の島国モーリシャス沖で座礁し、重油が流出した事故について記者会見した。小野氏は「誠に申し訳ない。解決するまで誠意をもって取り組む」と陳謝。事故対応のため現地に社員を派遣する方針を示した。既に1000トン以上の重油が流出したとみられるという。

 

 

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