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新型コロナが心臓にダメージか 回復後も約6割が心臓機能に影響、進行中の心筋炎も半数 ドイツ研究


新型コロナウイルスに感染した人の心臓がダメージを受けているとドイツの研究機関が報告しました。

この研究調査はドイツのフランクフルト大学病院の研究チームが行ったもので、新型コロナウイルスの感染後に回復した100人の患者を調査したところ、78人の心臓から異常が確認されたとのことです。
その内の60人からは進行中の心筋炎が発見され、亡くなった患者の調査でも62%の心筋からウイルスのRNAが検出されました。

ただ、新型コロナウイルスが直接的な原因なのかは不明だとして、引き続き患者の動向を調査するとしています。
世界各地の医療機関や専門家からも同じような報告が来ていますが、新型コロナウイルスに感染すると川崎病と類似するような症状が発生する場合があり、全身の血管が炎症状態になると指摘されていました。

心臓がダメージを受けていたのも同じメカニズムだと思われ、新型コロナウイルスの危険性を示す情報の一つだと言えるでしょう。

 

Outcomes of Cardiovascular Magnetic Resonance Imaging in Patients Recently Recovered From Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)
https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2768916

 

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