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地域医療が崩壊の危機、新型コロナで経営大幅悪化!外来患者の減少は7割 コロナ対応で東京都は89.2%が赤字


新型コロナウイルスの影響で医療機関が崩壊寸前となっています。

神奈川新聞が県内の医療機関を調査したところ、「今年6月の外来患者数が昨年と比べて減った」との回答が76%にも上ることが判明。
多くの患者たちが新型コロナウイルスへの感染を警戒して医療機関に行かず、中には重症化してしまった事例もあると報じられています。

日本病院会と全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体が合同で行った大規模な調査報告によると、新型コロナウイルスの患者を受け入れた病院の78.2%が赤字状態で、東京都に限定すると赤字率は89.2%にも達するとのことです。
殆どの病院が赤字を出し続けながら必死の対応を続けている状態だと言え、中には採算が取れないことから病院の廃業も視野に入れている場所があるほど深刻化しています。

昨年の時点で病院の赤字率は多くても5割程度だったことから、新型コロナウイルス対応によって数字が段違いに跳ね上がったと言えるでしょう。

問題なのは国の支援も全く足りていないことで、このままだと新型コロナウイルスが収束したとしても、地域医療が崩壊状態になるのは時間の問題だと見られています。
政府が新型コロナウイルス関連の完全補助や減少した分の売上支援、医療従事者の待遇補償まで踏み込む必要があり、他の費用を削ってでも医療機関は守る必要があるところです。

 

新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査(追加報告)
http://www.hospital.or.jp/pdf/06_20200605_01.pdf

新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況の調査
http://www.hospital.or.jp/pdf/06_20200806_01.pdf

外来減7割、受診控えに開業医悲鳴 地域医療崩壊も危惧
https://www.kanaloco.jp/article/entry-438748.html

新型コロナウイルス感染症の影響について、県保険医協会が県内の開業医らに調査したところ、今年6月の外来患者数が前年同月に比べ「減った」との回答が7割に上ったことが11日、分かった。感染リスクを懸念した患者の「受診控え」が依然続いている実態が鮮明になった。

 

 

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