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完全失業者数が197万人、前年同期比で41万人増に!非正規は131万人も減少 リーマンショック以上の大不況か


9月1日に総務省が完全失業率と就業者数、雇用者数の統計調査を発表しました。

今年7月の完全失業率は先月と比べて0.1ポイントの上昇となり、2.9%の41万人増。
完全失業者数の合計値が197万人で、失業者数の増加は6ヶ月連続を記録しています。

また、就業者数が76万人減の6655万人、雇用者数も92万人減で5941万人に低迷していました。
特に非正規雇用の減少幅がマイナス131万人で一番大きく、新型コロナウイルスの影響で一気に失業する人が続出しています。

分野別だと「宿泊業・飲食サービス業」や「建設業」、「生活関連サービス業・娯楽業」のような業種で減少数が大きかったです。
失業理由の多くは「勤め先や事業の都合による離職」となっており、約19万人から報告があったとまとめられていました。

一方で、非労働力人口は4224万人に増え、前年同期比では24万人の増加となっています。

今後も新型コロナウイルスの影響が続く限りはマイナス傾向が継続することになりそうで、リーマンショックを遥かに超えるような大不況となる可能性もありそうです。

 

【就業者】
・就業者数は6655万人。前年同月に比べ76万人の減少。4か月連続の減少
・雇用者数は5942万人。前年同月に比べ92万人の減少。4か月連続の減少
・正規の職員・従業員数は3578万人。前年同月に比べ52万人の増加。2か月連続の増加。

非正規の職員・従業員数は2043万人。前年同月に比べ131万人の減少。5か月連続の減少
・主な産業別就業者を前年同月と比べると,「宿泊業,飲食サービス業」,「建設業」,「生活関連サービス業,娯楽業」などが減少

【就業率】(就業者/15歳以上人口×100)
・就業率は60.0%。前年同月に比べ0.7ポイントの低下
・15~64歳の就業率は76.9%。前年同月に比べ1.0ポイントの低下

【完全失業者】
・完全失業者数は197万人。前年同月に比べ41万人の増加。6か月連続の増加
・求職理由別に前年同月と比べると,「勤め先や事業の都合による離職」が19万人の増加。「自発的な離職(自己都合)」が4万人の増加。「新たに求職」が13万人の増加

【完全失業率】(完全失業者/労働力人口×100)
・完全失業率(季節調整値)は2.9%。前月に比べ0.1ポイントの上昇

【非労働力人口】
・非労働力人口は4224万人。前年同月に比べ24万人の増加。4か月連続の増加

 

労働力調査(基本集計) 2020年(令和2年)7月分結果
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000190.html

 

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