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東京証券取引所の異常停止、共有ディスクのメモリー故障が原因と責任者 明日から取引を再開へ


*東京証券取引所
10月1日に東京証券取引所で発生したシステム障害の原因が分かってきました。

日本経済新聞のインタビュー記事を通して、日本取引所グループの横山隆介・最高情報責任者は「運用系の共有ディスク装置1号機のメモリー故障が発生した」「本来であれば2号機に切り替わるはずだったが正常にできなかった」と述べ、メモリーの故障から2号機への切り替えが全く出来なかったと報告。
いわゆる外部からの攻撃やアクセスの類は全く無く、システム的な切り替えエラーが要因であるとまとめています。

東京証券取引所は10月2日から取引を再開する予定で、今回の反省から故障発生時に切り替えが即座に出来る体制を確立させるとしていました。

記者会見で東京証券取引所の宮原幸一郎社長も「終日、売買を停止することになり、多大なご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げます」と謝罪し、引き続き対応を急ぐとしています。

いわゆる証券取引所は資本主義の根幹部分に関わるシステムで、諸外国は最高水準のセキュリティーと技術を投入して維持・管理しているものです。
ここが止まるのは国全体の信用に関わるほどだと言え、単純なシステムトラブルとは色々な意味で別格の違いあります。

 

明日の売買の取扱いについて
https://www.jpx.co.jp/news/1030/20201001-08.html

平素は、当取引所証券市場の運営につきまして、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

本日、東京証券取引所における立会内取引及びToSTNeT取引について、全銘柄の売買の終日停止を行いましたが、明日の売買の実施については、準備が出来次第(本日19時30分を目途)ご連絡いたします。なお、通常どおり売買を実施する場合における、売買の各種取扱いについては下記のとおりとします。

投資家、市場関係者の皆様にはご迷惑をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。

東証の横山CIO「市場参加者と協議し終日売買停止を決定」
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01HT5_R01C20A0000000/

東証を傘下に抱える日本取引所グループ(8697)の横山隆介・最高情報責任者(CIO)は問題が起きた経緯について「7時4分に運用系の共有ディスク装置1号機のメモリー故障が発生した」と説明。「本来であれば2号機に切り替わるはずだったが正常にできなかった。その結果として、情報配信ゲートウェイ(相場報道のサーバー)の配信処理に異常が発生した」と述べた。

 

 

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