新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

日本学術会議の任命問題でフェイクニュース、「学術評価ツール・スコーパスで全員低評価」と世論誘導


*虎ノ門ニュース
日本学術会議の任命問題でフェイクニュースが流れているとして問題視されています。
問題となっているのはDHCの虎ノ門ニュースなどで流された情報で、「6人を学術評価ツール『スコーパス』で調べたら全員低評価で、国際的にはとても学者とは言えない」とする内容です。

学術評価ツール「スコーパス」は日本語圏の論文を殆ど取り扱っておらず、日本人の学者がこれで評価されることはほぼ無いと言われています。
毎日新聞の記事には「ツイッターで拡散『任命拒否6人、ツールで低評価だから学者と言えない』は誤り」と書いてあり、誤情報だとして注意を呼び掛けていました。

ツイッターを中心にSNSでも「日本学術会議は国際評価が低かったから菅首相が任命を拒否した」などとメチャクチャ情報が飛び交っている状態で、悪質なフェイクニュースだとして物議を醸しています。

 

ツイッターで拡散「任命拒否6人、ツールで低評価だから学者と言えない」は誤り
https://mainichi.jp/articles/20201010/k00/00m/040/006000c

日本学術会議の新会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題に関し、「6人を学術評価ツール『スコーパス』で調べたら全員低評価で、国際的にはとても学者とは言えない」とする内容の投稿がツイッターで広がった。このツイートは削除されたが、ネット番組でも同じ内容が紹介され、拡散している。しかし、スコーパス(Scopus)は英語中心の文献データベースで日本語の論文はほとんど収録しておらず、これを基に日本の人文社会系の研究者を評価するのは適切でなく、誤りだ。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!