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国のコロナ統計、民間検査の実数を把握してない?保健所に報告する「発生届」が無いケースも


*孫正義氏
厚生労働省が行っている新型コロナウイルスの感染者統計で、いわゆる民間の検査結果が反映されていない疑いが浮上しています。

これはFNNが報道した情報で、新型コロナウイルスの陽性者を確認した場合、診断した医師が「発生届」を保健所に提出しますが、民間の調査会社経由だと医師の検査を受けないケースがあるとのことです。

民間の調査会社で検査を受けた後に、改めて医師の検査を受けて発生届を提出してもらう必要があり、発生届が提出されていない陽性者が反映されていない恐れがあると報じられています。

欧米諸国だと民間の検査結果でもそれを裏付ける検査資料があれば統計に含めるとしていますが、それと違って医師の診断が前提となっている日本は複雑な形になっていると言えるでしょう。
実数値では政府発表の陽性者数よりも多いと思われ、二度手間になるこの手法は見直しを考える必要があります。

 

【独自】民間検査の実数把握できず 新型コロナ陽性者
https://www.fnn.jp/articles/-/96229

民間の検査会社が独自に行っている新型コロナウイルスの検査で陽性となった人を、国や自治体が把握できていないことがFNNの取材でわかった。
現在、新型コロナウイルスの検査は、医療機関などを通じて行うルートとは別に、企業や個人などが直接、民間の検査会社で行う方法がある。

 

 

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