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学術会議や人事権などで国会論戦、菅首相の答弁で矛盾点が続々と!菅首相「官僚が反対するのでは政策が実現できない」


11月2日の国会は日本学術会議の任命問題や官僚人事を巡って激しい討論が行われました

立憲民主党の今井雅人議員が菅首相に「菅総理は人事を決める際に、政府の方針に合わない人は外して、政府の意見に合う人だけを登用する。これが当たり前だとお考えですか」と質問したところ、菅首相は「私達はこのような政策をすると約束しています。それをやろうとした時に官僚の人たちが反対をしたとする。それを避けておかないと、国民の皆様とのお約束が出来ないじゃないですか」「違うところに行ってもらうというのは止むを得ないと思いますよ」と発言。

政権の方針や政策に従わない官僚を飛ばすのは当然だとして、今井議員の質問内容を否定しませんでした。

その上で、日本学術会議の任命問題でも「何故任命を拒否したのか理由の説明を」「拒否された人たちの共通点は政府の政策や法案に反対していた」「菅首相の書籍ではNHK人事拒否の理由を明確に書いていた。日本学術会議の問題で同じような説明が出来ないのか!」などと野党側が次々に質問。
これに菅首相は「私が役所の人間を変えたというのは政策に反対したからですよ。それと今回の任命権は全く違うのではないですか。任命をしないというだけなのだから」「既に公務員である人との人事異動とでは異なると思います」と述べ、今までの官僚人事と日本学術会議の任命問題は別だと強調していました。

このような首相の曖昧な答弁に今井議員が「先程に公務員だから人事のことは話せないと仰っていたのに、今度は説明出来ることとあることがあってそれと公務員人事は関係ないって全く分かりません」「どちらかにしてくださいよ!」と声を荒げる場面もあり、首相答弁の矛盾点を巡って紛糾することになります。

結局、この日は最後まで菅首相が任命拒否の理由を語らず、日本学術会議を巡る与野党の論戦はまとまりませんでした。

 


 

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