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米司法長官が不正行為の調査容認、大統領選挙で条件付き判断!捜査官トップのリチャード・ピルガー氏が抗議して辞任も


*司法長官
アメリカのウィリアム・バー司法長官が大統領選挙での不正行為について、司法省当局者が捜査を開始することを認めると発表しました。
この決定は条件付きとなっており、あくまでも証拠などの実態を伴った申し立てに限定し、選挙中の不正行為を調査するとしています。

今までアメリカの司法省では「選挙結果が認定される前の期間は不正投票捜査で介入はしない」という方針が定められていましたが、それを破る形で選挙結果が確定する前に司法省が動き出すことになりました。

一方で、不正選挙の捜査を担当しているリチャード・ピルガー氏は今回の決定に抗議し、11月9日付で辞任の意向を伝えています。
ブルームバーグの記事によると、ビルガー氏は「司法省には40年に及ぶ方針があった。それを破棄するものだ」とコメントしており、大統領選挙の結果が決まるまで司法省が捜査を開始するべきではないと主張。

不正行為の調査を認めたウィリアム・バー司法長官と対立したまま、司法省から身を引いた流れとなっています。

 

バー米司法長官、不正投票との主張巡り調査認める-大統領選絡み
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-10/QJK1CDT0G1LP01

バー米司法長官は9日夜、大統領選挙で不正行為があった可能性を巡り司法省当局者が調査を開始することを認めた。ただ、決定的な証拠はないとしている。
バー長官は部下や全米の連邦検事に「管轄区域における選挙結果の認定に先立ち、投票や集計作業に不正行為があったとする実体を伴った申し立てを特定のケースで調査」することを認めるメモを送った。

DOJ’s top election crimes prosecutor quits in protest after Barr tells federal attorneys to probe unsupported allegations of voting irregularities
https://edition.cnn.com/2020/11/09/politics/william-barr-voting-irregularities/index.html

(CNN)The Justice Department’s top election crimes prosecutor resigned Monday in protest after Attorney General William Barr told federal prosecutors that they should examine allegations of voting irregularities before states move to certify results in the coming weeks.

 

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