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種苗法改正案を賛成多数で可決!種や苗木の移動制限、自家増殖もアウトに?衆議院農林水産委員会


*種子法改正案の反対運動
11月17日の衆議院農林水産委員会で種苗法の改正案が賛成多数で可決されました。
種子法改正案では国に登録された種や苗木の移動を厳しく制限しており、無断で海外に持ち出すなどの行為が規制対象となっています。

いわゆる種や苗木の国外流出を防ぐとの大義名分で作られた法案ですが、同時に国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限される恐れがあるとして反対運動が起きていました。
可決された法案には附帯決議として、種や苗木が適正価格で安定的に供給されるような施策を行うように記載されましたが、農家側を守るための法案はなく、立憲民主党などの野党が反対している中でなし崩し的に採決が実施されてしまった形です。

新品種の種や苗を増やす場合には開発者の許可も必要となり、この法案が成立すると自家増殖はかなり厳しくなると見られています。

 

種苗法改正案 衆院農水委で賛成多数で可決
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201117/k10012716451000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014

新しい品種として国に登録された果物などの種や苗木を海外へ無断で持ち出すことを規制する種苗法の改正案が、17日の衆議院農林水産委員会で賛成多数で可決されました。合わせて、農家に対して種や苗木が適正価格で安定的に供給されるよう施策を講じるなどとする付帯決議も可決されました。

 

 

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