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北海道の感染拡大、原因はGoToだった!国立感染症研究所長「東京追加が感染を加速させた可能性」「遺伝子解析で流入明確」


北海道での新型コロナウイルスの感染拡大について、脇田隆字・国立感染症研究所長が最新の調査報告を発表しました。

これは北海道新聞のインタビュー記事に掲載されたもので、脇田所長は感染研が国内約1万件の新型コロナの遺伝子を分析した結果、夏頃から東京経由のウイルス流入量が増加したことが判明したと言及。
そのウイルスが10月以降に急増し、現在の感染拡大に繋がった可能性があると語っていました。

脇田所長は「北海道は外から来る人のほとんどが東京という事情があり、東京の感染状況がかなり影響している」と述べ、10月1日から行われたGoToトラベルの拡大と感染拡大に相関性が見られてると強調しています。

前々からGoToトラベルキャンペーンが新型コロナウイルスの感染拡大を招いたと言われていましたが、遺伝子解析から明確な裏付け証拠が出てきたのはこれが初です。
依然として政府はGoToトラベルキャンペーンの延長も視野に入れて推進方向を維持しており、このような科学的な証拠が政策に影響を与えるのかどうか注目する必要があります。

 

「GoTo東京追加で道内の感染加速」 脇田・国立感染症研究所長
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/482243

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長代理を務める脇田隆字・国立感染症研究所長(62)が16日、北海道新聞のインタビューに答えた。10月後半から道内で感染者が急増した理由について、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に10月1日から東京発着の旅行が追加されたことで「道内の感染状況を加速させた可能性がある」と述べた。
札幌市と他地域の往来自粛などの対策は「一定の効果が見込まれる」と評価。効果が出る約2週間後の11月末までに「医療機関や保健所が十分に対応できるレベルに戻さないといけない」と指摘し、下がらなければ「さらに強い対策を取る形になる」と述べた。現在の対策については分科会が提言する「五つの場面」への注意を強調した。

 

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