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世界各地で新型コロナウイルスの変異株を確認!ロシア調査だと致死性などは変わらず!欧州では感染力強化型も


世界各地で新型コロナウイルスの変異株が確認されています。

デンマークでは家畜のミンクから新型コロナウイルスの変異種が確認され、約1700万匹のミンクが殺処分されることになりました。同じくヨーロッパのスペインでも今年夏頃から感染力が強まった変異種が発見されており、現在の感染爆発を招いていると分析調査されています。

Newsweekによると、ロシア当局の調査では新型コロナウイルスの変異種は致死性などの部分で大きな変化はなく、基本的な毒性や働きは従来の新型コロナウイルスと同じだとまとめられていました。いわゆる弱毒化の兆候も見られないとして、変異種が発生しても弱まったわけではないと発表されています。

一方で、ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センターのマクシュトフ所長は「新型コロナの変異がワクチンの有効性に影響を及ぼすことはない」とするコメントも出しており、現時点で新型コロナウイルスの変異種はワクチン開発に影響を与えるようなレベルではないと強調していました。

デンマークの事例で見られたように新型コロナウイルスは動物から動物へと感染する性質を持っており、これが今後の感染拡大防止において重要な要素となりそうです。

 

SARS-CoV-2 D614G variant exhibits efficient replication ex vivo and transmission in vivo
https://science.sciencemag.org/content/early/2020/11/11/science.abe8499

ミンク由来の新型コロナウイルス変異株は何が問題なのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201115-00207903/

そんな中、デンマークでミンクに由来する新型コロナウイルスの変異株のヒト感染例が報告され話題になっています。

WHOによると、6月以降デンマークではミンクに関連したヒトの新型コロナ感染例が少なくとも214例報告されており、このうち12例が”cluster 5″と呼ばれる変異株に感染していたとのことです。

12例は全てデンマークの特定の地域からの報告であり、このうち8例はミンクの養殖業との関連があり、4例はミンクと関連のない事例であったとのことです。

新型コロナウイルスの変異種、シベリアで確認 危険性増さず=ロシア当局
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/11/post-95019.php

ロシア連邦消費者庁(ロスポトレブナドゾル)のポポワ長官は17日、シベリアで新型コロナウイルスの変異が出現したと発表した。
メディアで「シベリアで特定の変異が見られる。特異的突然変異を伴う独自タイプが出現しているようだ」と指摘。変異による伝染性や致死性への影響など詳細は示さなかったが、新型コロナの危険性が増すことはないと述べた。
また、ロシア国立ウイルス学・生物工学研究センターが開発した国内2番目となる新型コロナワクチン「エピワクコロナ」の登録後の臨床試験(治験)は現在進行中とした。

 

 

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