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女性の自殺者数が急増、11月は全国で1798人に!女性従業者が多いサービス業の打撃が要因か 家庭内暴力も全国で5割増


自殺者数が増えています。

警視庁が発表した11月の自殺者数は全国で1798人(速報値)となり、昨年と比べて182人も増加。
前年度よりも多い数字になったのは5ヶ月連続で、特に若い女性の増加率が大きくなっていました。

読売新聞の記事によると、失業者が多い非正規雇用において女性の比率が高く、合わせて家庭内暴力(DV)の相談件数が全国で5割も増えているとのことです。
職を失って家庭内でも逃げ場がないケースもあり、そのような深刻な環境で命を断ってしまうことがあると見られています。

世界と比べて日本は政府支援(公助)が少なく、個人に対する無償支援政策はかなり限定的です。
ヨーロッパだと月20~30万円相当の支援金を出している国があるほどですが、日本は厳しい制限付きの生活保護や10万円給付金くらいしかありません。
新型コロナウイルスの感染拡大が原因なのではなく、国による支援体制の不足が自殺の急増原因だと考えられ、国が動かなければこの流れは続くことになりそうです。

 

令和2年の月別自殺者数について(11月末の速報値)
https://www.npa.go.jp/news/release/2020/20201207001.html

11月の自殺者1798人、前年比11%増…女性は19%増
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201210-OYT1T50196/

11月の全国の自殺者は1798人(速報値)で、前年同月より182人多かったことが10日公表された厚生労働省と警察庁の集計でわかった。自殺者数が前年同月を上回るのは5か月連続で、厚労省は「新型コロナウイルス流行の長期化で生活苦や家庭などの悩みが深刻化している」と分析する。

女性の貧困・自殺者が急増!政治に求めるリアルな声と「日本死ね」の叫び
https://news.livedoor.com/article/detail/19373440/

それは女性の働き手が圧倒的に多い、ホテルや飲食、サービス業だ。リーマンショックの一時的な不景気と異なり、まったく終息の兆しが見えない長い長いスパンで、彼女たちに打撃を与え続けている現実。公的な貸付や給付金を受けながら、なんとか持ちこたえていた人たちも力尽きはじめている。事態はよくなるどころか、コロナが長引けば長引くほど悪化していき、特に女性の置かれている状況は深刻だ。
その深刻さを裏打ちするのが、今年10月の自殺者数2153人。うち女性の自殺者数は851人なのだが、去年同月比でみると、なんと82.6%増だ。ただただ、呆然とする。

 

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