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座間9人殺害事件、白石隆浩被告に死刑判決  検察「前代未聞の猟奇的な事件で万死に値する」


神奈川県座間市のアパートで男女ら9人が殺害された事件で、東京地裁立川支部が死刑判決を言い渡しました。
この事件は2017年10月に神奈川県座間市のアパートで発生し、若い女性を中心に計9人を殺害したとして、白石隆浩被告(30)が逮捕されたものです。

被害者の多くがSNSを使って自殺願望を表明していた若者で、白石被告はこれを悪用する形で誘い出して殺害。「殺害時に本人たちが同意していた」として白石被告の弁護側は死刑回避を訴えていましたが、検察側は「前代未聞の猟奇的な事件で、万死に値する」と主張。
裁判官も概ねで検察側の主張を聞き入れ、求刑通りに死刑判決が決定したと報じられています。

事件が報道された直後は社会的なインパクトもあり、SNSの自殺予防策が強化され、自殺を防ぐための取り組みが国会レベルで議論されました。

ただ、あれから3年が経過しても自殺予防対策は効果を発揮している気配が無く、単純に白石被告の死刑判決だけで解決されるような問題ではないと言えるでしょう。

 

神奈川・座間9人殺害事件 白石被告に死刑判決 東京地裁立川支部
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fe52e46548775830daa072d87e2a75206193fbc

検察側は、全ての被害者が殺害されることを明確に拒絶していたと指摘。「2カ月間に9人もの未来ある若者の命が奪われた。前代未聞の猟奇的な事件で、万死に値する」と死刑を求刑した。これに対し弁護側は、被害者は殺害に同意していたとして承諾殺人罪の適用にとどまるとし、死刑回避を訴えていた。

 

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