*自民党
今年に入って行われた地方選挙で自民党が敗北するパターンが多発しています。
1月の山形県知事選挙や東京都千代田区の区長選挙では自民党の推薦候補が落選し、先日に投開票された北九州市の市議会議員選挙でも自民党の議席が22から6議席も減りました。
各種世論調査においても自民党の支持率が明らかに下がっていますが、ここまで各地で連敗続きとなるのはかなり久しぶりの状態です。
背景には新型コロナウイルス対応への不満や菅政権に対する反発があると見られ、菅政権が全国民を対象にした一律給付金や消費税減税でもしない限りはこの流れが続くことになるでしょう。
衆議院の任期が秋に迫っていることから、それまでに解散総選挙が行われると言われていますが、もしかすると支持率の低迷からズルズルと秋の任期まで解散が行われない可能性もあるかもしれません。
後は野党側の動き次第で十分に政権交代の可能性もあり、どっちにしても今年の政界は大きく動くことになりそうです。
自民・公明議員の辞職や離党 “衆院選にも影響及びかねない”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210202/k10012844781000.html
緊急事態宣言が続く中、深夜まで飲食店に出入りしていたなどとして、自民・公明両党の議員が議員辞職や離党したことを受けて、与党内では、内閣支持率のさらなる低下につながり、衆議院選挙にも影響が及びかねないと危機感が高まっています。
北九州市議選で自民候補が2009年よりも多い6人落選という報じ方をしているが、記事が全部書かない公認数、当選数を並べて比較すると随分印象が違いますね。
2009年 公認:18 当選:15 落選:3
2021年 公認:22 当選:16 落選:6— 徳本 (@tokumoto0) February 1, 2021
「自民大敗」ではあるのですが、それでも自民22→16、公明13→13 立憲5→7、共産8→8、維新0→3 無7→10で、自民・公明の組織力野党のそれとは一段違います。両者の合計は過半数ギリギリの29ですが、潮目は変わりつつあります。頑張ります。https://t.co/8QyyKVULFe
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 1, 2021
北九州市議選が衆院選や都議選の前哨戦だと昔から言われるのは、大都市部で各党がそこそこ足場を持っているからなんですね。麻生政権下で逆風だった2009年の市議選では自民現職3人が落選し、新顔含め9人を擁立した民主(当時)が全員当選をはたしています。これはなにかの予兆? 偶然?
— 前田 直人 (THE ASAHI SHIMBUN) (@Nao_Maeda_Asahi) January 31, 2021
北九州市議選、日本共産党の当選は8名でした。市民のみなさんのご支持、全国のみなさんからのご支援に心から感謝いたします。 pic.twitter.com/yDoeBuClBL
— 志位和夫 (@shiikazuo) February 1, 2021
菅政権への批判がここに。
北九州市議選、自民大敗 公認候補のうち6人落選
菅義偉内閣発足後初の政令市議選となる北九州市議選が、投開票され、自民党は公認候補22人のうち6人が落選した。
与党内には年内に実施される次期衆院選への影響を懸念する声が出ている。 https://t.co/pp7mSQd9U3
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 1, 2021
北九州市議会選挙(定数57)
自民22⇒16 公明13⇒13 共産8⇒8 立憲5⇒7
維新0⇒3 無所属7⇒10自民が6議席減で、立憲が2と維新が3議席増加です。
そもそも公明と共産党の議席が多いwww
自民の受け皿に無所属議員と維新・立憲がなっています。なかなか怖い図式です。
— アンフェア (@reonob) February 1, 2021
この流れが、北九州と関門海峡を隔てて隣接する下関市(安倍前首相のお膝元)の今年3月の市長選挙に波及してほしい。➡【北九州市議選、自民大敗 公認候補のうち6人落選】(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/MiiZDcu7UR
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) January 31, 2021
いいね!しよう