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菅首相「新会長にもっと若い女性はどうか」森喜朗会長「年寄りだろうが良い仕事ができる」⇒川淵三郎氏が新会長に浮上


*森喜朗会長
問題発言で東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任することになりましたが、その後任を巡って菅首相と森会長で大きな認識の違いがあったことが分かりました。

どうやら、菅首相は初期の段階で森会長の後任に若い女性を考えていたようで、朝日新聞の記事には関係者の証言として、「もっと若い人を、女性はいないか、と言ったそうだ」というような首相発言を掲載。
一連の女性蔑視問題で年配の男性が会長となっていることに懸念を抱いていたようですが、最終的には森会長らの強い推薦もあって日本サッカー協会の川淵三郎氏が後任の最有力に浮上することになりました。

その際に森会長は「またお年寄りかと言われるのは不愉快。年寄りだろうが、何だろうが、良い仕事ができるぞ」とコメントし、年齢と仕事は関係ないなどと繰り返していたようです。

IOC(国際オリンピック委員会)からも懸念が表明された今回の問題ですが、それから全く方針を変えなかったことで女性蔑視問題は長引くことになるかもしれません。
このままだと東京オリンピックの中止決定まで突き進む可能性が高く、引き続き五輪を巡る騒動には注目したいところです。

 

バッハ氏が女性共同会長提案 川淵氏「森氏から聞いた」
https://www.asahi.com/articles/ASP2C7GYCP2CUTQP01Q.html

 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の新会長に就任する見通しとなった川淵三郎氏は11日、「森会長から聞いた話」として、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が森会長に対し、森会長と並ぶ女性の共同会長を置く案を提案していたと明らかにした。また、「菅(義偉首相)さんあたりは、もっと若い人を、女性はいないか、と言ったそうだ」とも語った。森会長はどちらの提案も受け入れず、川淵氏に就任を要請した。

 

 

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