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新型コロナウイルスの収束に7年が必要か 今のワクチン接種率から計算、接種率75%を目標に!変異株などは除外 ブルームバーグ


*BBC
現在のワクチン提供体制から新型コロナウイルスが収束するまでの時間を計算したところ、少なくとも7年程度の時間が必要になるとの結果が出ました。

これは海外メディアのブルームバーグが試算したもので、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長がワクチン接種率の目安として70~85%を目標として提示したことから、この数字を軸にしてワクチン接種が完了するまでの時間を計算。
その結果、今のペースだと世界全体で7年程度は必要との数字になり、アメリカやイスラエルのようなワクチン先進国とワクチン後進国でもかなり大きな差が出るとのことです。

裕福な先進諸国ではワクチン接種や治療薬の流通が他の国や地域よりも急速に進むと見られ、結果的に後進国の感染拡大がしばらく続くことになると予想されています。

ただし、この試算では新型コロナウイルスの変異株がワクチン耐性を持った場合を想定しておらず、ワクチンに公式発表通りの効果があるとしていることから、実際にはもっと長引く可能性も十分に考えられるところです。
いずれにしても、ワクチンに大きな効果があっても7年近い歳月が必要になるわけで、このコロナ渦は長期戦になることを前提にして考えておかなければいけません。

 

普通の日常が戻るまであと7年か-現在のワクチン接種率から判断
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-05/QO0VHKDWX2QD01

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長ら米国の科学当局者は、事態が正常に戻るには、ワクチン接種率が70-85%になる必要があると示唆している。1人当たりワクチン2回接種での接種率75%を目標に設定して、ブルームバーグのワクチン・トラッカーで世界の状況を調べると、一部の国が他国よりはるかに急速に前進している実態が浮かび上がる。

世界で最も接種率の高い国であるイスラエルは、わずか2カ月以内に75%の接種率を達成する勢いだ。米国は2022年正月までにこの水準に到達する見込み。裕福な先進諸国でのワクチン接種が世界の他の地域よりも急速に進んでいる状況を踏まえると、現在のペースでは世界全体で7年を要する見通しだ

 


 

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