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【警戒】福島第一原発、東電が冷却水の注水量を増加へ!格納容器の水位低下で緊急措置!「これ以上水位が下がると監視が困難」


*東電
東京電力が福島第一原発で行っている冷却水の注水量を増やすと発表しました。

東京電力によると、2月19日から発生している1号機と3号機の水位低下は変わらず続いており、1号機の原子炉格納容器に関しては容器の底部から1.2メートルから0.9メートル付近まで水位が下がっているとのことです。
これ以上の水位低下は格納容器の監視すら困難になるとして、東電は応急処置で冷却水の注水量を増加させると表明。

現時点でモニタリングポストなどに大きな変動は無いとしていますが、緊急時に備えて情報収集を強化するとしています。

福島第一原発では先日にも1号機から4号機の排水路付近で高線量を伝える警報が鳴ったばかりで、ネット上では「冷却水の漏えいで福島第一原発の各地で放射線量が上がりだしているのではないか」と指摘を受けていました。
東電は格納容器の破損箇所を確認しておらず、未だに何が水位低下の原因となっているのかは分かっていません。

 

東京電力 福島第一原子力発電所の状況について(日報)
https://www.tepco.co.jp/press/report/2021/1581925_8989.html

・2月19日にお知らせした1、3号機原子炉格納容器内水位について、その後の状況をお知らせします。[3月5日午前11時現在]1号機:現状の水位は、温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間にある。(原子炉格納容器底部はT.P.+4,744mmである)
3号機:現状の水位は、水位計L3(T.P.+10,064mm)と水位計L2(T.P.+9,264mm)の設置位置の間にある。(原子炉格納容器底部はT.P.+4,044mmである)
※原子炉格納容器内水位(圧力抑制室圧力の水頭圧換算による計算値):T.P.+9,562mm
(2月19日17時時点の計算値:T.P.+9,623mm)
※原子炉への注水は安定して継続実施中
※原子炉圧力容器底部温度、格納容器ガス管理システムの放射能及び敷地境界モニタリングポスト等に有意な変動なし
なお、過去の注水停止試験において水位低下により格納容器圧力も低下したが、放射性物質の飛散などによる外部への影響がないことを確認している。今後も水位低下が継続した場合、同様な事象が発生するものと思われるが、慎重に監視していく。

福島第一原発1号機 格納容器の水位低下で注水量増へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210305/k10012898231000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

廃炉作業が行われている福島第一原子力発電所の1号機では、先月13日の地震のあと、原子炉を収めた格納容器の水位の低下傾向が続いていることから、東京電力は早ければ5日にも注水量を増やす計画です。
福島第一原発では、溶け落ちた核燃料を冷却するため注水していますが、先月13日の地震のあと、1号機では格納容器の水位の低下傾向が続いているため、東京電力は監視を強めていました。

 

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