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最大毎時5シーベルト、福島第一原発でゲル状の放射性物質を確認!排水路で警報機が作動 正体不明で分析へ


東京電力は福島第一原発の排水路付近でゲル状の放射性物質を発見したと明らかにしました。

東京電力によると、この放射性物質は1号機北側の排水路付近で発見され、直径50センチ程度のサイズで最大毎時5シーベルトのベータ線を検出したとのことです。
物体の形状はゲル状となっており、排水路近くに設置されていたコンテナ下部のアスファルトから見つかったと報告されています。

この物体の影響で3月2日に物揚場排水路の簡易放射線検知器(PSFモニタ)が作動し、高い放射線量を警報が鳴っていました。

東電は「ゲル状物質については、3月24日に回収し、周辺の地表面上へ除染材(塗膜剥離型除染材)の塗布、シート養生、および土のう設置を実施しました」「コンテナ内に保管されていた廃棄物がコンテナの外に流出した可能性が否定できないと考えております」とコメントし、物体の分析調査を急いでいるとしています。

毎時5シーベルトを超える物体は福島第一原発でも珍しく、福島第一原発由来なのかを含めて、物体の正体を早急に調べる必要があると言えるでしょう。

 

福島第一原子力発電所 物揚場排水路における簡易放射線検知器「高警報」の発生について(続報5)
https://www.tepco.co.jp/press/mail/2021/1588725_9004.html

3月2日午後6時18分、物揚場排水路に設置している簡易放射線検知器(PSFモニタ)の「高警報」の発生について、その後の状況をお知らせします。

物揚場排水路の流域を調査したところ、一時保管エリアW2で比較的線量が高いゲル状物質が発見されました。同物質は、保管していたコンテナ下部のアスファルト上に確認されたもので、昨日3月24日、ゲル状物質が70μm線量当量率において、13mSv/hの線量を確認しました。

また、当該箇所付近に保管していた複数のコンテナのうち、1個のコンテナにおいて、側面下部の一部が腐食していたことを確認しています。(3月2日に補修済み)

本日3月25日、腐食が確認されたコンテナの蓋を開けて、上部から調査したところ、震災後の作業で発生したウエス(布や紙)や養生シート、樹脂製配管等の廃棄物がビニール養生されている状態で保管されており、70μm線量当量率において10mSv/hの線量を確認しました。このことから、当該コンテナには、上記廃棄物以外にも70μm線量当量率の高い廃棄物が保管されていることが考えられます。

高い放射線を出すゲル状の塊が見つかる 福島第一原発・1号機北側排水路で 最大毎時5ミリシーベルト
https://news.yahoo.co.jp/articles/9363bb4f1b315eab52929ae17e9e51d0a3722597

福島第一原発では3月2日、1号機北側の排水路で雨水の放射性物質の濃度が高いことを示す警報が作動。
東京電力が現地を調べたところ「排水路の近くで最大毎時5ミリシーベルトのベータ線を出すゲル状の塊が見つかった」という。

 

 

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