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日本のワクチン接種率は発展途上国並み、AI試算で「第4波への効果は限定的」との結論に!5月には東京で1日1800人台へ


*厚生労働省
筑波大学の研究グループが人工知能(AI)を使って、新型コロナウイルスの第4波が到来した場合のワクチン効果を分析したところ、日本の現状だとほぼ効果化がないとの結果がでました。

これは筑波大学の倉橋節也教授らのグループがAIを使ったシミュレーションで試算したもので、去年の第1波や第2波の感染者水位を今年に当てはめて計算。
その結果、東京都ではワクチン接種が無い場合、5月中旬に1日あたりの新規感染者数が1850人に増え、今からワクチン接種を大幅に増やしても1日1650人程度で大差が無いとのことです。

NHKの記事には「接種のペースを早め、毎日人口の1%に当たるおよそ11万5000人に接種した場合、ピーク時の新規感染者は1日1540人で16.8%減りましたが、流行自体を抑えることはできず効果は限定的との結果になりました」とも書いてあり、ワクチンに頼って第4波を防ぐのは厳しいとまとめています。

日本のワクチン接種は先進国最低レベルで、イギリスの45%やアメリカの38%、ヨーロッパの14%と比べ、僅かに0.5%と低迷しているのが実情です。
ワクチン契約が上手く進まなかったり、厚生労働省が注射器のサイズを勘違いして量が減るなどのトラブルもあって、ワクチン接種計画は改善する気配がありません。

副反応などの懸念材料もありますが、先進国としてワクチン調達能力がほぼ無いことを示してしまった形です。

 

【森永卓郎の本音】ワクチン遅れの大罪
https://hochi.news/articles/20210327-OHT1T50347.html

そこで、オックスフォード大学が運営している「データにおける私たちの世界」というサイトで、何%の国民にワクチン接種が行われているのかをみると、日本のワクチン接種が大幅に遅れている事実が分かる。
3月22日時点の接種率は英国が45%、米国が38%、欧州が14%に対して、日本はわずか0・5%に過ぎない。ブラジル7%、中国6%、メキシコ4%、バングラデシュ3%、フィリピン0・3%だから、日本の接種状況はまさに発展途上国並みにとどまっているのだ。

ワクチン接種 第4波には効果限定的 筑波大グループがAIで試算
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210329/k10012941461000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

来月から高齢者への新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まりますが、筑波大学のグループがAI=人工知能を使った試算で、仮に東京都で去年夏の第2波と同じペースで感染が再拡大する場合、ワクチンの接種を急いでも次の流行を抑える効果は限定的だとする結果をまとめました。

 

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