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聖火リレーで女性禁止区間、批判から方針転換!当初は伝統行事を理由に拒否 愛知県半田市内のちんとろ祭り 


*ちんとろ祭り
東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーで、愛知県の一部区間に女性の立ち入りを禁止している場所があるとして批判を浴びています。

問題となっているのは4月6日に聖火リレーで通過する予定の愛知県半田市内にあるコースです。この場所では江戸時代から続く伝統行事「ちんとろ祭り」で使用されている舟に聖火を乗せて運ぶ予定となっており、輸送用の舟が女人禁制となっていることから女性の立ち入りを厳しく制限していました。

大会関係者や警察官も男性に限定され、識者からも「男女平等をうたう五輪憲章を理解していないのでは」などと批判を受けていたと報じられています。

しかしながら、市側は伝統行事だとして見直しを拒み、そのまま女人禁制で聖火リレーを実施しようとしていました。
その後に一連の問題がメディアに報道され、世間的にも批判の声が高まったことから、やっと女性も乗船できるように市が方針転換を表明。

そもそも、東京オリンピックの理念とは異なる伝統行事を聖火リレーに混ぜ込む行為に疑問があり、このような計画を最初に許可した大会組織委員会や市に大問題があると言えます。
東京オリンピックの観光客や宣伝効果を狙ったものだと思われますが、女性禁止を前提とするのならば、最初から参加するべきではありませんでした。

 

聖火リレーに “女人禁制区間” 意見相次ぎ方針転換 愛知 半田
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210402/k10012952391000.html

今月6日に愛知県半田市内で行われる東京オリンピックの聖火リレーで、伝統の祭りの舟を使って聖火を運ぶ一部のコースがいわゆる「女人禁制」となっていたことがわかりました。
舟に乗るランナーのほか、大会関係者や警察官なども男性に限られていて、半田市などは女性も乗船できるよう方針を転換しました。

愛知の聖火リレーで男性限定区間 舟「女人禁制」理由も批判の声
https://mainichi.jp/articles/20210331/k00/00m/020/336000c

愛知県で6日に行われる東京オリンピックの聖火リレーのうち、同県半田市内を舟で通るコースが「男性限定」となっている。同市で江戸時代から続く「ちんとろ祭り」で使用されている舟にランナーを乗せて聖火を運ぶが、舟が伝統的に「女人禁制」であることを踏まえ、同市の申請を受け愛知県実行委員会が決定した。識者からは「男女平等をうたう五輪憲章を理解していないのでは」と批判の声が上がっている。

 

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