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厚生労働省のコロナ対策アプリ「COCOA」、動作確認テストを殆どせず 厚生労働省は知識乏しく丸投げ 適切に管理できない状態に


*COCOA
厚生労働省が新型コロナウイルス対策用の接触確認アプリ「COCOA」の不具合に関する調査報告書を公開しました。

厚生労働省によると、COCOAで不具合が多発した原因は厚生労働省の職員に知識や経験が乏しかった上に、去年6月の運営開始頃からテストを行うための環境が無く、その後も試験運用をほぼしないまま実戦に突入したことが不具合の大きな原因になったとのことです。
技術者からの意見も見落とされ、委託業者に委託していた作業や分担も曖昧で、具体的な対応などが検討されたなかったことも問題を複雑にしたと結論付けていました。

厚生労働省が情報隠蔽などを行ったわけではなく、委託業者との連携や厚生労働省側の知識不足がCOCOAのトラブルを招いたとする内容です。

政府は樽見事務次官と正林健康局長に厳重注意を行っていますが、それ以降もCOCOAが大幅に改善したとの話は無いわけで、ここまま不具合を抱え込んだままCOCOAは運用され続けることになるかもしれません。

 

接触確認アプリ「COCOA」の不具合の発生経緯の調査と再発防止の検討について(報告書)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18108.html

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をAndroid端末で御利用されている方について、アプリ利用者との接触通知が到達していない不具合が、昨年9月より発生していた件に関して、「COCOA不具合調査・再発防止策検討チーム」において調査を行い、報告書をまとめましたので、公表します。

「知識乏しくテストせず」 接触確認アプリ「COCOA」不具合
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012977841000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

厚生労働省の調査チームによる報告書が16日公表され、不具合が見逃された原因について、去年6月に運用を始めた時点で動作確認のテストを行う環境が整備されず、10月に環境が整ってからも優先的な課題とせずにテストを実施していなかったなどと指摘しました。

その背景として、アプリの開発や運用に関する厚生労働省の職員の知識や経験が乏しく、専門的な判断ができる人材が不足していたうえ、頻発する別の不具合の対応や改修に追われ、適切に管理できない状態に陥っていたことなどを挙げています。

また、技術者などが意見を交わすサイトで、問題が発覚する前から不具合の可能性が指摘されていたことについては、サイト上の意見を管理するよう去年9月ごろに委託業者に依頼していたものの、業務の流れや分担があいまいで、具体的な対応が検討されていなかったと指摘しました。

 

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